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インターステラー

ノーランのメッセージはこんなことじゃないんだろうけれど
私が刺さったのは「陰謀論は時に正論で、真実を覆い隠すのに都合よく使われる」ということ。
「アポロ月面着陸は嘘」は現在陰謀論とされているけれど
この映画では月面着陸はソビエト崩壊を促すための嘘だったという事になっていて教科書にも書いてある。
いやいや月に行ったんだと言う主人公の娘マーフは、問題児扱いをされ停学にもなってしまう。
実は国がある政策を極秘に進め国民の目を逸らすためアポロ計画は嘘だったことにしたのでした。
人は見たいものを見信じたいことを信じる。
国が隠したい真実と国民の信じたくない事が合致した時陰謀論の効果は覿面だなと。
普段お上なんて信じてないのに事が起きると鵜呑みにし、異論を唱えると陰謀論にされるなんてことは現実にたくさんありそう。
素直という言葉を胡散臭いと思うのは
支配する側にとっての便利な言葉だなと思うから。
陰謀論にも同じものを感じる。


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