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スーパー戦隊が好き【ゴーゴーファイブ編】

ボンチノタミ、ジョーカーです。

今回お話させていただくスーパー戦隊はこちら。

1999年2月〜2000年2月に放送された「救急戦隊ゴーゴーファイブ」です。
メンバー配色は、赤・青・緑・黃・桃。

5人兄妹が地球に襲いかかる大災害から人々の命を救う物語です。

あらすじ

1999年といえば、ノストラダムスの大予言で地球が滅びるなんて話もあった年です。そんな中、来る大災害から地球を守るため「救命」に特化した戦隊が登場しました。

西暦1999年、世紀末の地球。江戸火消しを祖先に持つ巽家の5人の兄妹はそれぞれ、人々の命を守る職に就き、日々誇りを持って働いていた。
しかし、ある日出勤すると何者かによって退職届が出されていた。それは8年前に行方不明になった父の仕業だった。
天才科学者である父・モンドは、はかねてから予測していた大災害をもたらす災魔一族を倒すために、5人を「ゴーゴーファイブ」に任命する。

巽家の面々

5人兄妹それぞれがレスキュー隊員や救急救命士、警察官など「人の命を守る」仕事に就いており、その経験を活かしてゴーゴーファイブとして活躍します。

巽マトイ(ゴーレッド)

演:西岡竜一朗
たつみまとい。纏。
巽家長男。元レスキュー隊員。
熱血漢。「気合だ!」で何でも済ませようとする。
その暑苦しさから兄妹に鬱陶しがられることもあるが、いつでも先頭に立ちみんなを引っ張ってくれる頼れるお兄ちゃんでもある。

巽ナガレ(ゴーブルー)

演:谷口賢志
たつみながれ。流水。
巽家次男。元化学消防班員。
冷静沈着で頭の回転が早く、ロボットやメカ系にも強い。兄妹のフォロー役に回ることも多い。
クールに見えて熱い心を持っており、なんだかんだ面倒見も良い。

巽ショウ(ゴーグリーン)

演:原田篤
たつみしょう。鐘。
巽家三男。元ヘリコプター隊員。
消防局の航空隊に所属していたため、ヘリの操縦が得意。調子に乗ることもあるが、根は優しく穏やかで、爽やかな好青年。
年上の美女に弱いという一面も持つ。

巽ダイモン(ゴーイエロー)

演:柴田賢志
たつみだいもん。大門。
巽家四男。元警察官。
男兄弟の中ではいちばん末っ子で、涙もろい甘えん坊。だが、人一倍努力する性格で、失敗を重ねながらも兄たちに追いついていく。
柔道や相撲が得意で、好物は牛乳。

巽マツリ(ゴーピンク)

演:坂口望二香
たつみまつり。祭。
巽家長女。元救急救命士。
長女にして五人兄妹の末っ子。幼い頃から両親がいなかったためか、私生活では末っ子でありながら兄たちをまとめる母親役のような立場でもある。
優しさと強さを兼ね備えたしっかり者の妹。

巽モンド

演:マイク真木
たつみもんど。世界。
巽兄妹の父。天才科学者。
突然姿を消し、ふらりと帰ってきたと思えば全員を勝手に退職させゴーゴーファイブとして戦うよう命じた張本人。
普段はとぼけているように見えるが、研究への熱意やその頭脳・腕は確かで、ゴーゴーファイブをあらゆる面からサポートする。
趣味はオートバイとギター演奏。

ここが好き

災魔一族という敵組織を倒すことだけでなく、それによって起こる災害から人々を助け、守るという姿が随所で描かれる作品です。
また、家族ならではのエピソードも多くあり、父と兄妹の確執や、兄と弟妹たちの関係性が描かれています。

そんな中でわたしが好きなエピソードをいくつか。

爆破された兄弟愛(きずな)!

第3話。
ナガレの目の前で、爆発に巻き込まれ、大怪我を負ってしまうダイモン。そんな姿を見てマトイは「お前がついていたのに何をやっていたんだ」とナガレを責めます。
長男がいないときは、次男である自分が弟たちの面倒を見なければいけない。それは子どもの頃から同じで、かつて幼い頃にも同じように自分がついていながらダイモンに怪我をさせてしまい、マトイに責められたことを思い出すナガレ。
長男次男と末っ子(厳密にはマツリがいますが、男兄弟の中では一番下のダイモン)の関係性が描かれる回です。

弟たちの反乱

第13話。
熱血漢の長男に振り回されることにうんざりした弟たちは、休日の訓練をサボって4人で高級レストランへ。しかし、そこへ災魔が出現し、レストランのあるビルが襲われてしまいます。調整のためゴーゴーブレスを持っておらず、変身できないままの4人。そこへ救助に駆けつけたのは、何も知らないマトイ。
普段は弟妹たちからうざがられることが多いですが、いざというときに頼りになる長男の姿、レスキューにかけるマトイの真摯な姿が描かれるエピソードです。

ちびっ子救急戦士

第24話。
災魔一族によって、父と兄たち(とグランドクロス対策会議に出席していた偉い人たち)が子どもにされてしまい、マツリが奮闘する話。
子どもになり、大人のマツリが自分たちの妹だとわからない4人が「マツリがいない」「俺たちの大事な妹なんだ」とマツリ本人に告げるシーン、マツリに抱きしめられ「お母さん」を感じるシーンなど、幼くても妹を想う兄たちの気持ち、変わらない家族の絆、末っ子のマツリがそんな兄たちを守ろうとする姿が描かれます。ラストも良いから見てほしい。

人の命は地球の未来!

というわけで、今回はゴーゴーファイブについてさらっとお話させていただきました。
DVDセル・レンタルのほか、TTFC(東映特撮ファンクラブ)でも全話見ることができますので、気になった方はぜひご覧になってみてください。

わたしは「戦う」ヒーローも好きですが「守る」ヒーローというのが好きなので、ゴーゴーファイブのような「救う」というコンセプトはとても好きです。大人になって改めて見るとさらに良い。

この作品にはモンド役のマイク眞木さんの息子さんである真木蔵人さんが出演する回や、準レギュラーの宮村優子さんが「あんたバカァ?」という台詞を言う回などもありますので、そちらも気になった方はぜひご覧くださいませ。

あと、毎話エンディングで流れる兄妹たちのオフショット的な映像があまりにも良いので見てほしい。
個人的に歴代戦隊の中でもトップ3に入る、大好きなエンディングです。

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