籠の鳥が放たれただけ
(約1,100字)
本当に必死で生きている人は、
哲学について考えるヒマもない
その人自身は哲学の道を歩みながら
考えずとも体現して生きている
これは、哲学者の言葉じゃありません
ちび蔵のことば。
似たような哲学者の思想があれば、申し訳ないです
昨日、今の状況を知る人と、この先のことを
話した。私がひととおり話すと、
「愚痴が多いんだよ」と言われた
自分なりに頑張ってきて、こんな状況になっていて、タイミングとか星回りとかが悪かったのか、何がなんだか分からないし、愚痴になっても仕方がないと私は主張した
「それでも一もっと頑張るしかないんだよ」
頑張っていても駄目なときは駄目になるし、
気をつけていたって、足を引っ張る人間は何処にでもいる。自分より恵まれていると思えば、引き摺り降ろしてやろうと知恵を絞るしかない悲しい人間はいるんだ、って言われた
私は独り身だし、どこにも羨ましくなる要素なんか無いように思うが、それでも、自由を満喫して身軽に生きていると思えば、嫌な目に遭わせてやろうとする人は居てもおかしくないと‥‥
何とも情け無い立場に、
鞭を打つ言葉をもらった
noteの状況も知っているだけに、
リアルでもSNSも八方塞がりだと分かっていて聞いてくれた
愚痴を言う人間は、ずっと言い続けるんだよ。
他人のせいにして、自分を守って、そういう生き方しか出来ない。だから、自分が一人でも生きられる力をつけるしかないんだ、と続けた
仕事をしているとき、あまり愚痴を吐かなかった
言ったところで煙たがれると考えていたから
仕事から離れて、いつでも自由に行動ができると思ったら、時間は嫌になるくらいあって、かえって不自由を感じる
元々、怠惰な人間だから、仕事を持って忙しい時間の合間に家事や用事をするのが丁度よかったのだ
いま自由はきかないが、
会社では「籠の鳥」だったんだろうな
籠の中で飛べずにバタバタと羽根を広げては
諦めたり、小さな籠の中で必死になっていた
だけだった
「また振り出しだよ」と私がため息まじりに
話したら、
「いいよ、また努力して、もう少しましな
籠を探せ」
「まだ頑張らなきゃいけないの?」
と聞いたら、笑われた
一生、愚痴を言い続ける人生は嫌だ
自分なりに「楽しい」と「嬉しい」を挟みながら、やりたいことを実現したい
他人に訴えるほど、みっともない生き方をしているつもりもない
SNSではアンチが多くても、リアルに味方はいる。リアルで大事に思う人から、気持ちをブロックされないかぎり、いい人生にできる気がしている
曇天も、そのうち明るい光を通すと信じて腐らずに、振り出しから始めてみる
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