見出し画像

東京都感染拡大防止協力金支給要件にもの申す〜1回目もらえなくて2回目はOK~ちょっとモヤモヤしてます

私は音楽教室を運営していますが、緊急事態宣言からずっと、完全にレッスンが成り立たない状態でした。

テレワークでは音の時差などがあるため、レッスンが難しく、どうしたものかと思いあぐねておりました。

そんな中、日頃お世話になっている会計事務所から、5月はじめに今回のコロナに関するあらゆる給付金や助成金の案内があり、

『NICOさんのオシゴトは「東京都感染拡大防止協力金」(以下東京都協力金)の支給対象に該当しますから申請いたしましょう』と教えてもらいました。

東京都は「新型コロナウィルス感染拡大防止」のため、東京都における「緊急事態措置等」により、「都民および事業者に外出の自粛や施設、催事の休止、感染拡大を防止するさまざまなお願いをさせていただく」かわりに、「東京都感染拡大防止協力金」を支給する事を決定し、休業に協力した事業者は4月、5月の休業に対して一ヶ月につき50万円、最大で100万円の協力金がもらえる事になっていました。

書類作成は個人でもできますが、それぞれの事業主が確定申告の際にお願いしている会計事務所や税理士先生に書類確認していただくと、「この申請内容に間違えはありません」という証明の判子を捺してもらい、スピーディーに処理でき、しかもその手数料は東京都が負担してくれるというのもでした。        

ですから、安心しきって、第1回目の書類作成をお願いし、東京都に提出し、さあ!50万円が振り込まれる日を今か今かと待っておりました。

しかし、待てど暮らせど、音沙汰なしです。

会計士さんに連絡したら「NICOさんは支給要件に該当していますので、もう少し待ってみてください」とのことでした。

ところが或る日、郵便受けに一通の封書。東京都のマーク。

イヤな予感がして開封したら「東京都感染拡大用紙協力金の審査結果について」という文字。

読み進めていくと、『内容の審査を行いましたところ、支給の要件に合致せず、支給できない旨の決定をしました』ーーーーーーーーー。 

そして、最後の一文には「対象施設の要件に合致しない」と。

私の音楽教室は自宅でスタジオを持ち、やっております。        プロとしてきちんと評価もしていただき、誇りをもって活動しています。

なのに、どういうわけか、「アカン」と言われたのです。

ショックというか「なんでやねん?」が先にきました。

自分の仕事、存在意義が否定されたみたいで、ひどく凹みました。 

「いや、ちょっとまって。遊びでやってるわけじゃないんですけど。これでご飯食べて生きてるんですけど」


支給された事業者の名前が、東京都協力金のHPに書いてありました。

同業者のあの人は、私と同じように自宅でやっているのに支給されたみたいだし、自宅でエステサロンをやっているYさんも、接骨院のW先生も、バレエ教室のK先生もみんな支給されている。

みんな、私と同じように自宅が教室、スタジオ、サロン、治療院になっているケースです。

会計士さんと話していたら、その会計事務所で確定申告を扱っている個人事業主の中にも、支給された人と支給されなかった人がいて、その判断基準がバラバラで、何がダメで何がOKか、全くわからないとのことでした。

自宅だからダメなわけではない。                  

屋号がなくてもいい。                       

個人事業主もフリーランスもOK。                

白色申告でもOK。

なのになのに。                        

会計事務所にお願いして、東京都に問合せをしてもらったら、アルバイトらしき女性が「対象施設ではない」と答えたそうですが、私の職業は休業要請の「塾、大学」というカテゴリーの音楽教室という施設に属します。

これ、東京アラートでは「ステップ2」に属しまして、ただし、声楽=歌をうたう教室なので、カラオケではないけれど、声を出すというところで、「ステップ3」に近いところがあります。

結果、東京アラート「ステップ2」「ステップ3」が解除されても、その後もまだまだ感染者数は増加していましたし、外出はなるべく控えたい、怖いというムードでしたから、正式にレッスンを再開にこぎつけたのは7月1日。つまり、東京都に休めと言われ、結果、なんやかんや再開まで3ヶ月も休業していたわけです。

ですから、東京都協力金が支給されなかった事は大きな痛手でした。

そんな中、6月中旬、東京都協力金の第2回申請が発表されました。  

イチかバチで、再挑戦です。


会計事務所に再び書類の精査をお願いし、税理士先生の印鑑を押印していただき7月初旬に提出。


すると、今度はあらま、あっさり支給されたではありませんか!!!!!

やった〜!ありがたい!うれしい!

でも、ちょっと待てよ。


同じ条件で同じ書類で手続きしているのに、なぜ、1回目が支給要件に合致せずで、2回目は支給されたのか。

単純な疑問です。


要するに、書類を審査した人の主観で、結果が変わるということなのか。


〆切が7/17だったので、いま、2回目の支給がされている最中ですから、私と同じように、再挑戦の結果、支給されたという人、絶対いるはずです。

1回目が支給されなかったのに

2回目は支給された!

これはちょっとおかしな話しです。                 

ダメなら2回ともダメなはずなんです。


申し立ては受け付けないということらしいのですが、理不尽です。

あ〜モヤモヤする。







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?