生まれて初めて花粉症に耐えた年
改めて見出し画像を見ると「睡眠&小麦」がイケてないコンビ名みたいになってるけどそうではないです。大事なキーワードです。
物心ついてからずっと悩みの種だった花粉症。
子供の頃は「アレルギー鼻炎」みたいな言い方だったけど、あの頃はそもそも花粉症という言葉を聞かなかった。
春になったら目が痒くなり、鼻がズルズルするのは今も昔も同じ症状。
おそらく私がよく反応するのは春のスギ花粉。ヒノキがピークになる頃には症状がマシになるので間違いない。
どれくらいひどいかというと、花粉症を抑える薬を毎日飲まないと仕事にならないくらい。
鼻はズルズルだし、頭はぼーっとするしで全く仕事にならない。
そして、腰痛持ちの私にとって花粉症のくしゃみは一番リスキー。
「魔女の一撃」とも言われるギックリ腰を誘発する。
これまで何度もギックリ腰になったけどほとんどは花粉症のくしゃみが引き金。
だからくしゃみを止める意味でも薬は手放せなかった。
もちろん、いろんなケアはしてきた。シーズンになればマスクをしてゴーグルタイプのメガネも掛けて出歩いてた。
外で着た服は寝室には持ち込まないようにした。シーズン中は布団は外でほさない。
それでも、ダメだった。
でも今シーズンは違う。全く薬に頼らず乗り切ることができた。
関西は例年に比べると比較的少ない年ではあったようだけど、そんなことを言われる年は今までにもあった。だから成果はあったと思う。
嬉しくて仕方ない。来年も同じであればいいなと思う。
成果が出た理由は半年ほどやってきたことの結果だと思っている。
それは「十分な睡眠」と「グルテンフリー」
どちらも別に花粉症対策としてやってきたわけじゃないけど結果的にはそれに繋がった。
夜更かしが習慣化しており、いつも寝不足だった私が一念発起して生活習慣を変え、8時間睡眠を目指した。
いつも深夜1時ぐらいまで起きてる私にとって22時就寝は夜の時間が無くなるくらいの感覚だったけど一ヶ月でうまく習慣化できた。
しっかりした睡眠はいろいろな恩恵をもたらすけど、その中で免疫を高めることが花粉症に効いたと思う。
そして、もう一つのグルテンフリー。こちらはダイエットではなく、妻が不安症を軽減するから始めたいという言葉に乗ったもの。
前から興味はあったけど、料理を作ってもらってる身からすれば、小麦抜きたいなんて恐れ多くて言えない(笑)。
じゃあ何を作ればいいのか?となってしまう。
こっちの習慣化もなかなか難題だった。大好きなパン、ラーメン、パスタ、うどん、揚げ物、スイーツ(洋菓子系)を手放すのは人生の楽しみを半分捨てるくらいの感覚だった。
でもこちらも一ヶ月でうまく習慣化できた。
体重も減ってシルエットもかなり変わったので痩せたねと声を掛けられることも多かった。
嬉しかったのは体が軽く感じられるようになったこと。これまでにダイエットで体重を減らした時とは少し違う感じ。
この二つの成果をもって花粉シーズンを迎えた。スギ花粉がピークだとニュースで言ってるのに発症しない。
確かに目がコロコロしたり、痒くなったりは多少したけど私的に末期だと感じる鼻水が止まらないとか、鼻が完全に詰まるといった症状は出なかった。
十分な睡眠とグルテンフリーのどちらが花粉症対策により効いたのかと言えば睡眠かなと思う。
今だから分かるけど睡眠不足の時は明らかに体調が悪くなる。慣れって怖い。これを日常と思っていたなんて。
花粉症対策になったのは後から気づいたおまけのようなものだけど、本当に嬉しかった。
これからもゼロとは言わないが軽減策にはなると思う。
花粉症に悩む方に少しでも参考になれば嬉しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?