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Day14:これまでに夢中になったこと

30代初めの頃、トレイルランにハマったことがありました。今でもまた再開したいなと思う楽しい思い出です。

30歳を過ぎて運動不足で太ってきた頃、何か対策を打たねばと考えていました。でも走るのはどうも苦手です。継続できる気がしない。

元々、近郊の山に登りに行くことは多かったので、「山」+「走る」を組み合わせたらどうだろう?と安直に考えました。

子供の頃に山は危ないから走ってはいけないと注意され、大人になって子供たちを引率する時は逆に注意する立場だったので、山を走ることは「危険でやってはいけないこと」でしたが、どこかで気持ちいいだろうなとも感じていました。

調べると、トレイルランニング(トレイルラン、トレラン)というカテゴリがあるようです。

山を走るといっても登山道を走るというより、山谷を駆け回る、というイメージです。クロスカントリーというオフロードを走るカテゴリより、もう少し山のアップダウンがあるイメージでしょうか。

今まで禁止されていたことをするのはドキドキです。まずは一番近場の山を走ってみました。心肺がどうにかなると思いました(泣)。これは登山道でやるものじゃないと分かり、トレッキングコースと呼ばれる山の尾根を縦走するルートに変えました。

これがめちゃめちゃ気持ちいい。あれだけ走るのが嫌いだったのに、山道だとしんどさより楽しさが勝ちます。

歩く時には感じられなかった山道がぐんぐん迫ってくる爽快さ。ゆっくり走ってもかなりのスピード感がでます。まるで車のラリーを見ているかのようでした。

もちろん、登山客には細心の注意を払います。走る人なんて登山道からしたら異物ですから。

注意したのは靴でした。最初はスニーカーで走ったら何度も滑ってコースアウトしました。竹藪に落っこちたこともありました。日本の道は枯れ葉や湿気でとても滑りやすいと分かり、滑り止めのよく効いたトレラン専用シューズを買いました。登山靴とランニングシューズを合わせたような形です。

トレランだと普段日帰りで行く山を午前中だけで終わったりします。私にとっては楽しいアクティビティでした。

2年ほどでやめてしまったのはやはり危険性です。なかなか仲間が見つからなかったこともあり、1人でもし滑落したら大変なので自然と遠のきました。

でも、また機会があればゆっくり楽しみたいと思っています。

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