コロナ後の世界
未だに猛威を振るう新型コロナウイルス感染症。
少しずつではあるが終わりの気配が見えてきています。
ただし、このまま緊急事態宣言が解除されても果たして元の生活に戻ることは出来るのでしょうか。
いえ、そこには今までの生活様式とはガラッと変化した「コロナ後の世界」があるのです。
それでは一体「コロナ後の世界」とはどんなものなのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
▼目次
1.私が「コロナ後の世界」を語る理由
2.新たな生活様式の始まり
3.非接触社会におけるビジネス
4.オンラインとオフラインの共存
5.「集団免疫」とは
6.ステークホールダー資本主義へ
7.まとめ ~いま私たちにできること~
1.私が「コロナ後の世界」を語る理由
実を言うと私は社会学者でも経済アナリストでもありません。
企業に勤める一会社員です。
そんな私がなぜ「コロナ後の世界」を語るのかなのですが、実を言うと…
私は既にコロナ後の世界を知っているのです。
実は私は会社員の傍ら、超魔術師としても活動をしております。
どんな超魔術師であるか、という話は本筋からそれるため割愛しますが、先日新しい超魔術としてドラクエのルーラの呪文を練習していた時にそれは起こりました。
(今はルーラも使えるようになりましたがそれはまた別のお話)
ルーラの呪文というのは好きな場所に瞬間移動できるというものなのですが、その時は誤って距離ではなく時間を跳んでしまったのです。
跳んでしまった先は2021年の夏。
そうこれは、ネット上にあふれている「コロナ後の世界を予想する記事」ではなく「コロナ後の世界を見てきた男が語る話」なのです。
2021年の夏、そこは今とは全く違う世界でした。
なんだかんだいって、元に戻るだろうと考えていた自分がいたのですが、そこは想像を絶する世界でした。
ガラリと変わってしまった「コロナ後の世界」。
あまりにも情報が多い為、ここではある一つの事例を紹介しながら、お伝えしようと思います。
ここで「コロナ後の世界」をわかりやすく語る1つのキーワードをご紹介します。
それは「密アレルギー」です。
今現在も、新型コロナウイルスの集団発生防止のため避けるべき3密が示され、これを読んでいるあなたもこの「3密」をなるべく避けて生活をされていると思います。
そして今、この「3密」を過剰すぎる程避け、そうでない人や店舗を糾弾する「自粛警察」なるものまで生みだしています。
そしてそれは私が見てきた2021年の夏でも形を変えて「密アレルギー」として存在しています。
ここには書ききれないほどの事例がありますが、私が衝撃を受けた、そして皆様にも伝わりやすい「密アレルギー」事例をご紹介していきたいと思います。
事例その① 密になれない子供たち
真っ先に影響を受けたのは子供たち。
コロナ以前からクレーマー的な保護者は問題になっていましたが、やはり保護者の声は大きかったようです。
学校生活が「密」になるなんて当たり前なのに、「密アレルギー」の親たちから様々な声が上がったのです。
「換気をしっかり」
「よく手を洗う」
このあたりならまだわかりますが
「ドッジボールは感染ボール」
「フォークダンスはエアーで」
「集団下校にソーシャルディスタンスを」
もう何を言っているかわかりません。
もちろんそれは運動会でも。
やり玉に挙げられたのは組体操。
「組体操は密ピラミッド」
そして組体操はもはや「組む」ことがなくなり終始それぞれのソロ演技となりました。
校庭に広がった児童たちが披露する人文字。
そこに私の知っている組体操はありませんでした。
人文字参考画像
(画像:レイクCMより引用)
事例その② 密になれない飲食店
「自粛警察」の目に留まりやすい飲食店も「密アレルギー」からは逃れられません。
もちろんそれぞれの飲食店も対策はしていますが、予想を超える事例がそこにはありました。
以前からの事ですが、夕方のニュースで18時半頃になると大体グルメ特集が始まるんですね。
そこに劇的な変化が!
「行列のできる店特集」が「今すぐ入れる空いている店特集」へ。
「食べログ4.0以上のお店特集」が「食べログ2.5以下のお店特集」へ。
これでも驚きましたがさらに。
「こぼれいくらのお寿司紹介」が密を連想させるとNGに!
こぼれいくら参考画像
(画像:なごやか亭ホームページより引用)
事例その③ 密になれない絵本
なんと「密アレルギー」はこんな業界にも。
とうとう来るところまで来ました。
「ウォーリーは密だ」
(画像:フレーベル館「ウォーリーを探せ」より引用)
「スイミーは密だ」
(画像:好学社「スイミー」より引用)
2021年夏はとんでもないことになっていました。
7.まとめ ~いま私たちにできること~
未来に行ってそこに広がる世界に愕然とした私。
ただし皆様に伝えたいことがあります。
絶望の未来はまだ確定しておりません。
蝶の羽ばたきが未来を大きく変えることがあるように、ここからの私たちの行動が未来を変えるんです!
このままでいいんですか!
おしくらまんじゅうができなくなってもいいんですか?
満天の星空を密と言わせていいんですか?
(画像:「ぱくたそ」より引用)
グレートムタの毒霧を飛沫感染霧と言わせていいんですか?
(画像:武藤敬司 オフィシャルブログ Powered by Amebaより引用)
まだ間に合います。
このnoteを読んだということは、未来を見たのと同じなんです。
未来を変えるのは、残酷な未来を知ってしまった私たちなのです!
長々と思いつくままに書いてきましたが、最後までお付き合い頂きありがとうございました。
こうやって発信できる場がある時代に生まれてきたことは幸せですね。
それではまた、別のnoteでお会いしましょう。
最後に1つだけ、これだけは頭の片隅でも結構ですので覚えて頂けると幸いです。
ミッツ・マングローブさんが密を気にしてヨッツ・マングローブに改名するのを止めてられるのはわたしたちだけ、ということを。
(画像:ミッツ・マングローブ【公式】Instagramより引用)
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