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千葉県大学サッカー1部リーグ 後期第1節 公式戦記録

平素より、千葉大学サッカー部への熱い応援・ご支援ありがとうございます。今回は、6月30日に行われた千葉県大学サッカーリーグ1部 後期第1節、千葉商科大学との試合の報告となります。

千葉大は前半開始から積極的に相手の背後を狙っていきますが、オフサイドを取られるシーンが続きます。しかし前半12分、CMF油谷⑭の左CKにRSB大瀬⑮が合わせて先制します。

前半14分には、左サイドでCF田中⑩がボールを奪うと、裏後のスペースにボールを出します。CMF栗塚㉒が左足でグラウンダーのクロスを送ると、逆サイドから走り込んで来たRSH岡田⑰が右足で合わせて2-0とします。

前半16分、栗塚㉒が田中⑩に縦パスを入れると、田中⑩はボールをキープしてタメをつくります。岡田⑰がポケットに走り込んでパスを受けると、相手DFと入れ替わってシュートを放ち、これが決まって3-0となりました。

その後も最終ラインを経由した揺さぶりやロングボールで相手ゴールを目指しますが、最後のところでミスや相手の粘り強い守備に阻まれてしまう時間が続きます。

しかし前半43分、岡田⑰が中盤でボールを奪うと、田中⑩がボールを回収し、前を走っていた小川⑬に出します。小川⑬が中央に展開すると、栗塚㉒がボールを運び、ペナルティーエリアに侵入します。縦に勝負をして相手をかわすと、相手GKの股を抜く左足のシュートを放ち、4-0として前半を終えます。栗塚㉒は、リーグ戦初ゴールとなりました。

守備面でも、CB相澤⑲・金子③を中心に相手のシュートを1本に抑えました。

しかし、後半開始直後は、苦しい展開が続きます。ボールホルダーに対して必ず相手1枚がプレッシャーにくるため、インターセプトやアプローチでボールロストやパスミスをしてしまうことが多くなり、相手ゴールまで迫ることができません。

すると後半8分、自陣でのパスが相手に渡ってしまうと、プレッシャーを掛けに行ったDFの背後スペースにボールを出されます。持ち運ばれて中央にクロスを入れられると、中でフリーだった選手に決められ、4-1となります。

後半12分、右サイドから岡田⑰がドリブルで運ぶとファールを受け、敵陣の浅い位置でFKを得ます。油谷⑭が弧を描くようなボールを入れると、ファーサイドで岡田⑰が合わせますが、相手GKのファインセーブにあいます。

これで得たCK、油谷⑭がファーサイドに蹴り込むと、岡田⑰が折り返します。GKに弾かれてしまいますが、こぼれ球をRSB大瀬⑮が左足で合わせます。さらにGKが触れますが、強烈なシュートだったためにボールはゴールに向かっていました。しかし、ライン上で相手にオーバーヘッドキックでクリアされてしまいます。

後半15分には、CKから攻め残っていた相澤⑲が右サイドの裏に抜けると、飛び出してきた相手GKに倒され、FKを獲得します。ペナルティーエリア右角あたりからのFK、金子③がニアサイドを直接狙って枠を捉えましたが、またしても相手GKのセーブにあいます。この際、中で合わせようと飛び込んだ相澤⑲が相手GKと接触してしまい、警告を受けます。

また、攻撃の活性化を狙って岡田⑰に変えてRSH原田㉑、栗塚㉒に変えてCMF本間⑧を投入します。

その後は左サイドを中心に攻めますが、なかなかゴールを奪うことはできません。

後半24分、相手のゴールキックのセカンドボールを拾われると、裏のスペースにボールを出されます。走り込んだ選手から中央に出されると、ダイレクトでシュートを放たれます。しかし、全力で戻ってきた油谷⑭の寄せや金子③のスライディング、何よりGK松本①のナイスキャッチでゴールを割らせません。

そして後半26分、油谷⑭のストレートボールのCKを相手GKがこぼすと、ボールはファーサイドに流れます。回収した金子③が縦に仕掛けてボールを出すと、マイナスで待ち構えていた本間⑧が右足一閃。GKも触れますが、ボールはそのままゴールに吸い込まれ、昨年9月以来の得点となった本間⑧のゴラッソで5-1とします。

後半29分、相手に中盤でパスを奪われて背後に出されます。抜け出してきた相手にニアハイのシュートを打たれますが、ここはクロスバーに助けられます。

後半31分には、右サイドでボールを奪うと中央でフリーの田中⑩にパスが渡ります。田中⑩が2タッチで原田㉑に渡すと、原田㉑はロングボールでサイドチェンジをします。これを受けたLSH若林⑨が中に切れ込んでシュートを放ちますが、再度相手ゴールキーパーのセーブにあいます。

そしてここで千葉大は、警告を受けていた相澤⑲に変えてCB森田④、小川⑬に変えてCF柿崎⑤を投入します。

ここから、千葉大はチャンスをつくり続けます。

直後、中盤でテンポよくボールを回すと、裏に抜け出した柿崎⑤に田中⑩がパスを送ります。柿崎⑤は冷静に相手DFを交わしてシュートを放ちますが、ここもGKに阻まれてしまいます。

これで得たCK、油谷⑭のボールにファーサイドで柿崎⑤が折り返し、原田㉑が繋いで若林⑨が左足でゴールを狙います。ボールは枠を捉えていましたが、ここも相手DFのブロックにあいます。

相手のクリアボールはアタッキングサードで奪い合いとなります。本間⑧がボールを奪うと、原田㉑、大瀬⑮と繋ぎ、森田④に渡ります。森田④が柿崎⑤に楔のパスを入れると、柿崎⑤は原田㉑に落とし、原田㉑はダイレクトでファーサイドを狙いますが、GKにキャッチされてしまいます。

後半35分、千葉大は若林⑨に変えてLSH上田⑦を投入すると、上田⑦が左サイドを突破してクロスを送り込むシーンが増えます。

後半37分、田中⑩がボールを受けると柿崎⑤とワンツーをして、右サイドでフリーとなっていた原田㉑にボールを送ります。カットインで相手をかわすとファーサイドにシュートを放ちますが、これもGKにキャッチされてしまいます。

後半43分には、柿崎⑤が相手DFに遅れて寄せてしまい、警告を受けます。

その後も何度かゴールに迫りますが、そのまま5-1で試合終了となりました。

大量5得点が生まれ、練習でやった形も含めてさまざまなパターンでゴールを奪えたのはこのチームでの成長だと感じています。しかし、多くのチャンスをつくりながらも相手GKに阻まれるシーンが多く、上位との対戦に向けて決定力の向上が課題となります。また、東邦戦同様流れの悪い時間帯にそれを変えることができずに失点に至ってしまったのは、プレーの選択やピッチ内の雰囲気がよくなかったことが原因です。この結果に甘んじることなく、さらに高い強度で練習を行っていきます。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。今後も千葉大学サッカー部への応援をよろしくお願いいたします。

3年 髙栁

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