自由
今さらながら
自分の社会性のなさを実感している
仕事はコロナの影響で在宅と出社が五割ずつ
他者との関わりが著しく減っている
わたしにとってはありがたいこの平穏な暮らしも
母親として 学校 学童 町内児童クラブなどとの関わりからは逃れられないのだ
普通ならば仕方がないと受け入れるべき社会的活動
ついつい悪いクセが出て
それすらからも逃げようとした愚かな40歳
結果逃げられず ひとりダメージを受けて布団に引きこもる
30代前半に夫の母国でまったく社会性のない気ままな暮らしを数年送ってしまったせいか
何か大切なものが欠如しているのかもしれない
勇気とか 自信とか 新しいものと関わろうとする意欲が
ただひとり 誰とも関わらず自由になりたい
と 布団の中で思うけれど
本当にひとりになると
孤独だなんだと騒ぎ出す自分
そして
そんなわたしをいちばん押さえつけているのは
がちがちに凝り固まった
わけのわからない偏屈さでがんじがらめになっている
わたし自身なのかもしれない
自由になりたい
けれど わたしはもともと自由なのだ
一日過ごした布団の中で
あれ と 気づく一月後半
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