うつくしいもの
流れつづけるTwitterの世界
少し休みたい
そう思って立ち止まっている間にも
どんどん流れゆくタイムラインの速さについていけなくなり
もう追いつけないほどに遠く離れてしまったな と ふと感じる
改めて自分の熱量と経済力の不足を実感して音楽からも遠ざかる
それでもなんとかイヤホンを耳に押しこみ
再生
からだじゅうに響く声にまた心を奪われる
なんてきれいな声なんだろう
うつくしさと一瞬で心魅かれる不思議な力になぜか目が潤む
心が色づき わたしも再生する
この一連の流れのくりかえし
浅岡さんの声に何度救われただろう
そしてこれから何度救われるのだろう
15歳のころに聴いていた鐘の音も
小松未歩さんのシャープの多いメロディも
「なんにも無い場所から産まれてきたじゃない?」
前を向かせてくれる言葉ももちろん大好きだけれど
わたしがいちばん好きだと思うのは
今の浅岡さんが紡いでくださる音楽
やはりわたしはライブに行ってこの声を音楽を
その場所で目で耳で肌で感じたい
と 電車に揺られながらぼんやりした頭で強く思う
雪の残るアスファルトを歩きながら
この毎回感動してしまう音楽の輝きについて
たとえるなら宝石のような?
いや輝く宝石なんか手にしたこともない
と 脈絡のないことを考え
ふと顔を上げるとビルの向こうにそびえ立つ蒼い山々
まぶしい太陽
ああ そうだ
浅岡さんの声もこんな感じ
ただただうつくしくてやさしくて
心動かされる
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