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地域で同業者とコラボは注目される

今回は
マスメディアは
『地域の同業者とコラボに注目する』というお話です。

飲食店に多いのですが、
地域で同業者とコラボすると、
マスメディアに注目されることが結構あります。

たとえば「◯◯区のラーメン」を作るとします。

だし、味、具材など
地域ならではの
野菜などの特産品を入れる
基本的ルールを決めます。
 


そして地域にあるラーメン店が一斉に
基本的ルールを守って
アレンジを変えて出す。

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ここまではいいとして、

「◯◯区ラーメン」を
マスメディアが取り上げてもらうには
理由が必要です。

一例として

「◯◯区の特産の野菜がキャベツ。
市内(都内)でも、トップの収穫量。
 それを◯◯区の地元住民に知ってもらいたい」

と、地元産品が入っていることをアピールするのです。

わたしが住む札幌では
札幌の洋菓子協会と札幌市、札幌商工会議所が手を組んで
『さっぽろスイーツ』を毎年出しています。

さっぽろスイーツとは…

札幌および近郊のパティシエや製菓技術者が
参加して3月に行われる
「さっぽろスイーツコンペティション」

そのコンペティションで、
札幌を代表するスイーツが
グランプリとして選ばれます。

グランプリになったスイーツは、
本来企業秘密であるはずのレシピが
一般に公開されます。

コンペティションを主催する協議会に
参加する各洋菓子店は、

グランプリ作品になった
スイーツの原材料や作り方など
一定のルールを守れば、
店独自アレンジした商品を開発できます。

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ひと月の開発期間を経て、
市内・近郊の洋菓子店の
ショーケースには
それぞれのお店独自のさっぽろスイーツが登場するのです。

毎年3月上旬、
マスメディアはこのグランプリ作を
こぞって紹介します。

ちなみに
2019年のグランプリは
『SAPPOROかぼちゃガトーショコラ』です。

ガトーショコラの中に
北海道栗山産の
かぼちゃ本来の甘さを活かしたクリームを絞り、

北海道産きな粉を使用したマカロンと
かぼちゃの甘露煮を添えたものです


だそうです。

共通の決まりは
【原材料】
・卵
・砂糖
・乳製品
・チョコレート
・かぼちゃ
・きな粉
・アーモンド

【製造販売共通ルール】
 ①ガトーショコラであること
 ②道産のかぼちゃを使うこと
 ③道産のきなこを使うと
 ④共通ピックをつけること
 ⑤共通ネーミングで販売すること
 
ちなみに④の共通ピックとはケーキピックのことで
わかりやすく言うと「スイーツ王国さっぽろ ロゴとトレードマーク」が
入った札のことです。

この原材料と共通ルールを守れば
どんなアレンジも自由なのです。

マスメディアがあつかう大きな理由は
 
●札幌の洋菓子業界がコラボした企画であること
●地場産品を必ず使うこと

です。

さらに、
●毎年違うスイーツになること

です。
 

ちなみに近い年の物は
2018年「さっぽろ抹茶チーズ〜お豆とともに〜」
2017年「さっぽろりんごミルフィーユ〜ソースを添えて〜」

10年以上も続けているため、
春の風物詩になっています。


ここまで大々的にならなくても、
3〜6店共同でコラボすることも
大きなアピールとなります。

ただし、最初でも話したとおり、

「地元産の野菜をつかう」
「(地震など)被災地の寄付金」などの理由は必要ですが…

『同業者とのコラボ』。
特に飲食店を経営する方は考えてみてはいかがでしょうか?


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