おいしいキャンドル_絵展_013

『何それ?』『聞いたことがない』にマスメディアは注目する

あなたの商品やサービスには
『何それ?』『聞いたことがない』がありますか?

かつて中継した場所でこんなサービスがありました。

札幌市の体育館などの施設を管理する
第3セクターが始めたサービスです。

その名は『どこでもスポーツ隊』。

町内会や地域のイベントに駆けつけ
スポーツ指導や用具の貸し出しを行う
というものです。

貸し出す器具は
●ストラックアウトのボード
●スピードガン
●スノーシュー
●雪玉製造機など
 
など30種類以上。
ちょっとしたイベントで楽しめるものです。


これだけなら、なにも珍しいことではありません。
レンタルショップでも借りることができます。

『どこでもスポーツ隊』の大きな違いは、
出前メニューがあることです。

当時人気があったのが
体脂肪率や体年齢などを測る『体力測定メニュー』でした。


スタッフが測定機器を持ち込んでの
出前体力測定です。

11種類の測定を行い
体力レベルを診断します。

測定結果とともに
体力年齢に合ったスポーツや
日常できる運動メニューが
などアドバイスが書かれた診断表を印刷。

当時、「町内会などからの申込みが結構ある」
と、担当の方は言っていました。

それだけではありません。

●登山やウォーキング、歩くスキーなどのアウトドアスポーツ
●ヨガやエアロビクス
●卓球やバスケットボールなどの球技
●空手や柔道、剣道などのなどの格闘技

などの出前講習会も行っていました。

そして頼まれれば、道具を持って
●雪合戦大会の運営代行
●雪のブロックを使ったイグルーづくり

イベントなどのお手伝いもするということでした。


ちなみに現在は
「スポーツキャラバン」と言うようです。

もともとこの3セクが管理する
体育館では
いろいろなスポーツ道具を持っています。

スポーツ教室も行っていたので、
いろいろなスポーツの指導員がいました。

いわば持っている資源を
外向けに活用したのです。

この外向けに活用していることが
『聞いたことがない』と思い
中継題材に選びました。

普通の自治体なら、
安全面も含めた管理上の問題で
体育館という施設の中での募集と実施です。

おそらく、スタッフも体育館利用者も
それが『あたりまえだ』と思っています。


しかし、この第3セクターは、
施設を飛び出し町内会や商店街、会社などを
相手にしたサービスを始めたのです。

結論を聞けば、
「なんだそれだけか」と思うかも知れません。

でも、このように簡単に見えることも
「なかなか思いつかない」というのが
現状なのではないでしょうか。

取材当時、
札幌市の施設は、指定管理者制度に移行していました。

「指定管理者になったからこそ
新たな財源を探し、持っている資源を活かすことを
考えざるを得なくなった」
というのが実情だと思います。

たとえば、『ほうき』
床や畳を掃くくらいしか思いつきません。

これが、従来の『ほうき』と
まったく違う使い方ができる『ほうき』なら
あなたも興味をもちませんか?

テレビ欄に
「いままでとまったく違う使い方ができる『ほうき』」と
書いてあったら、わたしは『何それ?』ととても気になります。

リアルタイムで放送を見ることができなくても
録画予約はしてしまいます。

実は、会社や業界の中では
『あたりまえ』のことも、
外の人には『何それ?』ということが
たくさんあります。

『何それ?』『聞いたことがない』は
マスメディアが注目する題材です。

あなたも
持っている“資源”について、
友人やお客様に話してみることで
新しい視点や活用法が見つかるかもしれません。


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