漢字が書けなくなる

 毎日仕事をするなかでメモを取ったり伝言メモを誰かに渡したりすることが多々ある。

 私は読書が好きだし学生の頃は国語が一等好きだったので漢字の読み書きが得意だったはずなのに「あれ、この漢字どう書くんだっけ?」ということが多々ある。読む分には何の問題もなくて本も書類もすらすら読めるのだけれどいざ書こうとすると漢字が出てこない。日々パソコンに向かって仕事をしているのが原因だと思われる。
何故か?理由は簡単んで変換機能と予測変換機能で特に考えることなく文章が作成可能で簡単なルーティーン的なメールは本文が殆どそのまま再利用されるからだ。学生の頃は何もかもが手書きで書く習慣があった。今は仕事はパソコンだしスマホのメモ機能で十分。手が覚えていたはずの「書く」という記憶がどんどん失われてしまう。書く習慣を復活させようと手帳を開くも基本予定のない私は毎年ほぼ白紙で1年を終えるのが常で手帳相手だとどうにも部が悪い。
なので学生の頃使っていた200字帳を買って単純に漢字の書き取り学習をしてみることに読む分には全く問題ないので手が覚えていたはずの「書く」記憶を呼び起こす作戦だ。始めて少ししか経っていないが案外楽しかったりする。社会人になると人前で書くことは多くはないけれどいざというときに書けないのは困るので今のうちに漢字を書けるようになりたい。


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