12/8 Mリーグ観戦PPV【ほぼ瑞原さん視点】
東京・神田にある「大衆酒場 なんしゅう家」。みんなで観ることができるテレビが設置されていて、麻雀の放送が流れている。Mリーグがある日は基本的にMリーグを放送していると聞く。
自分もPV(PrivateViewing)で何度もお世話になっているお店。料理も雰囲気も店員さんも大好きだ。
この日はおそらくはじめてパイレーツ推し成分強めの人のみを集めた単独イベント。自分もお呼ばれする形での参加だったが、幹事の方から少し枠があるとのことだったので、昔なじみを連れていった。幹事も含め、全員共通で面識があった人は1人もおらず、いつもとはちょっと違って新鮮だった。
諸般の事情で他サポーターっぽい方も混じっていた気がするが、多分気のせいだ。昨日参加していた方は全員パイレーツのファンである。
さて、PVの雰囲気も交えつつ、試合を振り返っていくとする。自分勉強用である。
<牌譜引用について>
田中 航/北越せっぷ様が公開されているものを使用させていただきました。
<画像引用について>
出典:AbemaTV様「大和証券Mリーグ 麻雀格闘倶楽部vsABEMASvsフェニックスvsPirates」(2020/12/08放送)
【12/8(火)1戦目 出場選手】
渋谷ABEMAS / 白鳥 翔選手
セガサミーフェニックス / 和久津 晶選手
U-NEXT Pirates / 石橋 伸洋選手
KONAMI麻雀格闘倶楽部 / 佐々木 寿人選手
1戦目はキング石橋選手の登場!
ばっしーの麻雀は面白いんです!
この日は可能な範囲でパイレーツカラーである「青」を身につけてほしいという要望があった。参加者の方の1人が持ってきた青。「キング!」
トンパツ。白鳥選手がカンドラ2枚、裏ドラ2枚乗せて24000!和久津選手は勝負形となりやむを得ない放銃。それにしても痛い…。
石橋選手も8mが浮く形となっており少し怖かった。
石橋選手の配牌に赤があるだけで歓声があがる。それはもはや代名詞ともなった赤5切りリーチを観たいからである。
上家から出た7sをチー。ここから鳴くのは石橋選手らしいなと思った。メンゼンでは到底追いつかないので鳴いて、あえて役牌バックや上の三色、ソーズの一色などいろいろ考えさせようとしたのではないか。
仕上がった寿人選手は関係なく、確定三色で曲げてきた。おそろしい男だ。この5sも一瞬肝を冷やしたが6s切り。
5sと6sの安全度の比較はよくわからない。よくわからないのなら白1枚の打点をみたか。結果正解である。
また歓声が上がる。赤5切りリーチへの期待だ。でもこの赤5pはナチュラルに出ていきそうだ。
ここで赤5pをリリース。これは普通である。笑
赤5p切りリーチだったとしても14pや69pは普通の読み筋だが、何でもあると思わせているのはすごいと思う。
とりあえずポン。フットワークが軽い。
トップ目白鳥選手の親を流すことに成功。僅差の展開は相手の親をつぶしていくことが重要である。
ラス目で親の和久津選手からリーチ。絶対に打ちたくない場面だが、2sはプッシュ!6筋しか通っていないとはいえ親リーチ。相当怖い。しかし自身も勝負手なので2sくらいはといったところか。2s入ったらさすがに6s打ち勝負になってたかな・・・。
下家から出た3mをダイミンカン!
カンドラは乗らなかったが、テンパネして3900のアガリ!
これたまたま次のツモが2pだったから、鳴かないほうがよいのでは?という声もあがっていたけど、自分も鳴きそうだなあ。。やっぱ瞬間1pで12000は大きい気がする。
石橋選手は周りがバチバチやる中、惜しくも3着。石橋選手が打っている時はみんなおとなしく真剣に画面を見つめていた。パイレーツファンが集まるとこういうものなのかと思っていた。
2戦目の出場は瑞原選手!
【12/8(火)2戦目 出場選手】
U-NEXT Pirates / 瑞原 明奈選手
KONAMI麻雀格闘倶楽部 / 藤崎 智選手
セガサミーフェニックス / 茅森 早香選手
渋谷ABEMAS / 日向 藍子選手
入場シーン。いつも怖い顔をしているといわれるから、優しい表情で入場したらしいよ。どちらもよいね。
「リーーーーーーチ!」
誰かが叫んだ。ちあという人である。ソーズの連続形をみて、ついついテンパっていると思ってしまったが、よくみると全然違った。
もし想いが通じて瑞原選手がリーチをしていたら、あやうくチョンボになるところだった。おそらく他のパイレーツファンに口をきいてもらえなくなっていた。危なかった。
幸先よく5800のアガリ!トップいけるか?
ダブ東を重ねたところで7s切り。7s周辺のリャンメン変化を残さなかった。發を重ねると攻守ともにかなり強くなるので、カン3sダイレクト、5sでのリャンメン変化、發重なりをみての7s切りか。
難しい。意地でもドラの7pを使い切るぞ!という構え。瑞原選手は実はかなり打点が好きな人だ。
リーチのみのカン8pテンパイはとらず。くっつきでの良形テンパイを狙う。
カン5mでテンパイどり。これものみ手の愚形なのでリーチはせず。テンパイ料がもらえれば御の字か。
7sで放銃となった場面。ドラが1枚もみえていない終盤。テンパイ料は確かに大きいが、それをふまえて放銃時にドラが絡みそうな7sを押したほうがよかったかは微妙。もしかすると後悔しているかもしれない。
待ちとしてはカン2sのほうが強いが、このままいくとリーチのみになるので、赤5s雀頭を瞬間考えての1s切りか。
このカン4sもリーチのみになるのでとらず。リーチのみの愚形は押し返される可能性が高いのでかなり難しい。
高めイッツーでリーチ!これこれ!4mどこー?
これは残念ながらあがれず・・・。
123の三色がみえるけど、けっこう難しい。ここでドラの發をリリース。親がドラを切ってきたということは牽制になりそう。
さすがに間に合わないので2sポン。
4pならアガれたが、1pは役なし。丁寧に6m切り。次巡危険牌をツモってきても再度6mを打ってテンパイがとれる。
4トイツ。チートイツで待ち頃の牌となりそうな西はいちおうとっておく。
茅森選手がすでに14pでテンパイ。この1pは打ってしまいそうと思ったけど、なんと1pを止める瑞原選手!すごい。もう茅森選手のテンパイ気配を感じ取っていたとのこと。さすがの注意力。
藤崎選手からリーチが入ってどうするか。とりあえず藤崎選手の現物打ち。手詰まったら北が危ないかと思ったけど、瑞原選手は藤崎選手が98m打ちでチートイがありえると読んでいたようで、待ち頃の北を切るつもりはまったくなかったとのこと。よく研究をしている。
勝負形となり、この1pで放銃・・・。悲しいけど、ここまでよく1pを引っ張れたなと思う!茅森選手が4m切りでオリている可能性&藤崎選手がチートイの可能性で1p勝負というところか。
これはもらったでしょ!絶好の14p!
しゃあああああああ!
マンガンツモでトップ!ダブ南を活かすか?
うれしい4m引き!これでダブ南に頼らずともリーヅモドラ赤でよくなった!
南に頼らずに9s切り。リーヅモ狙いである。
狙い通りリッチ!
かなしみ・・・。でもナイス2着!
瑞原選手自身はいろいろ言いたいことがありそうなので、紙上感想戦かなー。出るかなー。
おわりに
パイレーツファン同士で1つのチームを応援することができて本当に楽しかったです!石橋選手も瑞原選手も決して展開が恵まれたわけではありませんでしたが、3着2着。今後も応援し続けます!
なんしゅう家さんではチーム名がついたドリンクがあり、「パイレーツ」は本当に飲みやすいです。何杯も頼んでしまいました。
2戦目絶叫しながら応援していたら、翌朝、声が枯れました。笑
応援するの楽しい。大好き。
おしまい
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