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不妊症と栄養療法

栄養療法認定カウンセラーのつちやちあきです

今回は不妊に対して栄養療法の観点からのアプローチについてまとめてみようと思います

不妊症の大きな原因は年齢であることは間違いないのですが、加齢は誰にも止めることは出来ません
では何も出来ることはないのでしょうか?

そんな事はありません
加齢によって細胞に起きた変化を、出来る限り取り除く事によって身体をベストな状態に近づける事は可能です

では加齢によって身体の中にどのような事が起きていて、不妊の原因になっているのでしょうか?

1番の原因はミトコンドリア機能の低下です

以前の慢性疲労とミトコンドリア機能低下の記事で詳しく書いてあるのでそちらも併せて読んでいただきたいのですが、ミトコンドリアの最大の役割は体内のエネルギー通貨であるATPを産生することです
実は通常の細胞には1個当たり約300〜400個のミトコンドリアが含まれていますが、心筋細胞は5000個、そして卵子には10万個ものミトコンドリアが含まれています
それだけ卵子にエネルギーが必要なのです

卵子は受精してから着床するまで、蓄えておいたエネルギーを使って卵割(細胞分裂)をします
その間、母体に繋がっていないので栄養供給を受けることがないのです
エネルギー不足では卵割が止まってしまいます
そのためミトコンドリアの質がそのまま卵子の質に反映されます

ミトコンドリアの機能の低下は必要なビタミン、ミネラルや他の栄養素の不足でもおきますし、重金属やプラスチック可塑剤などの化学物質によって機能が阻害されます

こういった原因を取り除くことによってミトコンドリアの質を高め、卵子の質を高めることが重要だと思われます

私自身、約7年間不妊治療をしていました
タイミングから始まり顕微受精まで、途中2度の流産も経験しています

栄養療法の勉強を始めたきっかけは自身のうつですが、同時に不妊も同じように食事が原因だったことに衝撃を受けました

自分ではマクロビオティックなど食事をはじめ健康に気をつけて暮らしている自信がありました
でも栄養療法の基礎となる分子栄養学の観点からは栄養素不足の状態でした
この知識をもっと早く知りたかったという想いが、栄養療法を伝える情熱のもとです
栄養療法の知識がもっと広まると良いなと思っています

栄養療法カウンセリングではクライアント様のお身体の状態、ライフスタイルを総合的に判断して、食事の改善やサプリメントの提案について行っています

栄養療法の個人カウンセリングを行なっています
オンラインでも対応しております
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ご興味のある方はコメントからご連絡ください
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栄養療法は既存の標準治療を否定するものではありません
またカウンセラーの医療行為は法律で禁じられており、ご相談の上で治療が必要と思われる場合はお近くの認定医の先生をご紹介させて頂きます

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