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インド旅を経てーアグラー

2023年12月30日〜2024年1月6日
ずっと行きたかった北インドへ
バラナシ中心地、サールナートに続き
夜行列車で12時間
タージマハルで有名なアグラに向かいます

寝台列車から見るインド

バラナシからアグラは
ずっと乗ってみたかった
インドの寝台列車で移動

現地でチケット買う予定だったが
念の為 事前に購入方法確認したところ
インドの列車はとにかく
激混み & 争奪戦らしく
日本からオンラインで予約することに

これがまた面白いシステム
キャンセル待ち制度で何十人、時には百人越え
なのになぜか当日券というものが
不定期でリリースされる
(キャンセル待ちが繰越になるわけではない)
キャンセル待ちが当選するかどうかの発表は
当日の出発数時間前
(二週間前に予約してキャンセル待ちに…
 普段みなさま予定はどう立てるのだろうか)

二人旅だったが 結果一席しか取れなかった
おや 困ったなと思い
チケットカウンターのスタッフに相談すると
一席取れてるから二人で乗れるよ と

チケットの意味ー
そして一席に二人の意味ーー

到着は3時間遅れたけれど
インドの方々は何も動じず
(もはやcool)

小さなことは気にしない 人生損するよ
と教えてもらった気持ち

車窓から見えるインドは草原か畑
線路沿いにぽつぽつと家々や家畜が見える
朝靄もあいまってとても幻想的だった
ゆっくり移動するってなんて贅沢なんだろうか

色や柄が様々
窓ガラス越しのインド


王妃の墓タージマハル


17世紀に20年以上の歳月をかけ
建設されたタージマハル

イスラム国家のムガル帝国5代目皇帝が
妻のために贈ったお墓

大理石にアラベスク模様と幾何学模様が
調和した精緻な彫刻
アラビア語でコーランも刻まれている

設計・石積み・彫刻・コーランの書体デザイン等
国内外の2万人に及ぶ職人が携わったらしい
(総工費が莫大だったため
 国が傾いたとまで言われているし
 国民は怒らなかったのかしらと疑問だし
 当時の労働環境とかも気になってしまうし
 というのは置いておいて、、、)

タージマハルは驚くほど美しい
当時の職人の技術に感嘆
人の創造力は素晴らしい

アグラ城


デリーから遷都し
16世紀に建設されたアグラ城

タージマハルから程近いところにあるが
こちらは地元で産出される
赤砂岩が用いられ「赤い城」とも呼ばれている

アグラ城の着工時の帝王は
イスラム王朝でありながら
ヒンドゥー教の妻を迎え
他宗教との融和を図ったらしい

古代インドのバラモン教からヒンドゥー教
紀元前後の仏教からヒンドゥー教
13世紀頃からのイスラム教とヒンドゥー教

宗教の移り変わりにより
建築や街の雰囲気も変わる
インドの多様さや複雑さには
歴史あり ということを改めて感じた

お土産屋にて


タージマハルで使われていたような
大理石の彫刻がこの辺りの有名な工芸品らしく
たくさんのお土産屋が並ぶ

とっても可愛くて
もともと買おうと思ってたのだけど
ちょっと話を聞こうものなら
絶対に離してくれない

ガバメントお墨付きのクラフトマンだし
グッドプライスだし
2つ買ったらディスカウントするし
本物のマーブルだからライト透けるし
デザインもオリジナルだし

ということで 若干判断能力が落ち始めた
タイミングで

買うの買わないの?
これ以上は値下げられないよ

と 決めゼリフを言われ
結果買ったのだけど笑
たたみかけてくる接客と
実演しながらの丁寧な説明はインドらしくて
その体験も含めていいお土産になった

どこに行っても
想像以上の体験になるインド
アグラも楽しい場所でした

インドカラーの大理石プレート

次はピンクの街ジャイプールに移動
また別の記事で書きます

読んでいただきありがとうございました🇮🇳

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