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【悪用禁止】【ミルトンモデル】部下を操る方法10選

ミルトンモデルとは、催眠療法の第一人者として有名なミルトン・エリクソンがクライアントに対して使用していた巧みな言葉遣いを分析・体系化したものです。
そこには、何気ない文章で相手の無意識に影響を与える様々なポイントが隠されてありました。
そのポイントを分析・解説したものが、ミルトン・モデルです。

1. 前提


→ 会話の中に、話し手に同意を得たい内容がすでにあるものとして
話を進める
「AプランとBプランでは、どちらのプランをご希望ですか?」
何かしらのプランを選択することが前提に含まれている。

寿司とラーメンどっち行く?と誘うと行くことが前提になる
これは恋愛等にも応用できる


2. 読心術(マインドリーディング)


→ 憶測や読み一般化などを用いて、相手の考えが読めているかのように言うこと。
「今すぐに、決断することは難しいですよね」
相手の考えに同調することでラポール(信頼関係)を築く。

相手にそう思わせるような質問を行ったあとに
同調を行うとより効果的

3. 主体の省略


→ 話の主体を省略する事によって、話を受け入れやすくする。
「優秀な方ほど、この話を聞くとやる気になるようですよ。」
この言葉を聞いた人は、優秀な人になる為に、やる気を発揮する。

自尊心の高い部下に使うと効果的。上を操ろうとすると嫌味なやつと思われるので、あくまで目下を操る時に使う

4. 因果関係


→ 「AだからB」というように、理由づけする事で説得力を増す。
「今この会社で仕事をしているのだから、将来必ず成功するはずだよ」
Aに絶対的に起きている現象を入れると、だからの後にくるBも絶対的に感じられる。

部下を操るのに利用する
雑務を行わせるときにAだからBになるよ!と伝えると期待を持って行ってくれる

5. 異なるものの同一視


→AとBという異なるモノを同じこととして、結びつけて言う。
最初にYESが取れる内容入れる事によって、後に続く本当に伝えたい事に対してNOという事が難しくなる。
「あなたがこの部署にいるという事は、みんなから必要とされているという事です」
みんなから必要とされているという自己重要感を与える事が出来る。


自己肯定感の低い部下にオススメ
仕事はそこそこできるのに
不安で残業したり
不安で二重チェックを何回も行ったり

という自信をつけてほしい部下に使う





6. 普遍的数量詞


→「すべて」、「どんな~でも」、「いつも」、「誰でも」など、一般化する言葉。
「うちの会社で働いている人は、みんな優秀だよ」
みんなの中に自分も含まれるため、相手に優秀だというメッセージを伝えることができる。

失敗して自信を無くしている部下に少し経ってから
伝えることが多い
悩んでる部下にも伝える

7. 不特定の動詞・名詞


→「動く」、「変わる」、「思う」、「体験する」、「学ぶ」など、
内容が具体的に特定されない動詞や名詞。
「なんだか、雰囲気が変わったよね」
どのように変化したかは述べていないが、相手はよい変化のように感じる。

連休明けに出勤した時に使います
褒め育に使います

8. 叙法助動詞


→ 「できる」と言い切ることで、選択肢をなくしYESを引き出しやすくする。
「さらに努力すれば、目標を達成することができる」

大丈夫。きみならできるよ
と後押しするときに使います

9. 引用 


→第三者の言葉を引用する事によって、権威付けを行いメッセージを受け取りやすくする。

〇〇部長が褒めていたよ。社長が〇〇のこと気にかけていたみたいだよ。など自身より上の立場の人間の意見を言うことで自信を持たせる

10. 否定命令

  
→ あえてメッセージとは、逆の事を言いつつ、
無意識はそのメッセージを肯定的メッセージとして受け取る。
「すぐに、申し込みをしないでください」
文章としては否定だが、申し込みする事を無意識にイメージさせる効果がある。

今は少しアレですね。とタイミングが悪いかのように伝え、あと3日後なら〇〇が始まるのでベストかと思います

という交渉で良く使います




人を操るのは

いい意味でも悪い意味でも使えますが

脳の働きと言葉の使い方によって

答えを導くことが可能です

相手がこう答えるだろうことをさりげなく伝え

同情するだけでも

相手はわかってくれていると感じることがあります

ミルトンモデルはとても基本的な内容になりますので

こちらを上手に活用して

部下とのコミュニケーションを図りましょう

未来を変えるのはあなたです

今から行動しよう

未来を変えましょう!

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