世界の見え方が変わった日.1
「あと何年生きれますか?」
『抗がん剤治療をしても2年でしょう。』
父が大腸がんになった。
一緒に検査結果を聞きに行った母曰く、父は毅然としていて半分覚悟はしてたようで、とにかく色々、全ての疑問や質問を医者に聞きまくってたらしい。
そして母は聞きたくなかった予期せぬ余命宣告。
まさか父がガンになるなんて思わなかった。
母から聞いた時、ショックは受けたけど、私も父同様半分覚悟していた。
少し前から体調に異変を感じてた父を見てたし、痩せてきたし、そんな父の状態をググれば一発で色々分かる時代だし。
でも、"ガン"というパワーワードは私たち家族の何かを変えた。
死への恐怖。
残された家族の想い。
父に対しての行動。
もし父が死んだら母はどうなる?
お金の心配。
父は終活してんのか?
諸々。
あれから私の頭の中をループし続けている。
自分の素直な気持ちの吐き場所として、ここに綴っていこうと思います。
タイムリーに書いていくつもりなので、今後もしこのnoteが大腸がんと闘う人、その家族のなにか役に立てればなおいいし、同じ時期に闘ってる人たちとの繋がる場所になればいいなとも思っている。
父が1番苦しいと思うが、私もいま非常に苦しい。
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