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憧れの作家にお会いして…

2024年6月22日土曜日に、茨城県の水戸でとある作家さんの講演会に行ってきた。

室橋裕和さんという方だ。
タイに在住経験があり、日本語情報誌の記者だったそう。その後アジア専門のジャーナリストととして各地を取材し、記事を書いたり、本を執筆したりしている。

来週からタイに取材に行く多忙なスケジュールの中、講演をしに水戸まで足を運んでくださったそうだ。

講演会の内容は別の記事にして投稿済みだが、講演会のテーマとは別にしてその日のイベント全体を通して思ったことを書きたい。


室橋さん、若い‼︎

講演会が始まる14時、会場の奥から室橋さんがやって来た。

それまでの室橋さんのイメージは、探究心が強くて、フットワーク軽く行動力がある人という感じで、若々しいイメージがあった。取材に行った先々で振る舞われる料理をいろいろ食べまくっているので、そこからも若さを感じた。

年齢を知る前は、実年齢よりもっと若いと思っていたので、現在50歳ということにびっくりした。

実際に見た後も、室橋さんの若いイメージは変わらなかった。
スラリとした長身、背筋が真っ直ぐで姿勢が良い。

50歳は、私の両親のアベレージだ。
年齢的には父親とほぼ変わらない。だけど、父親よりくたびれた感じがない。
(ゴメン、パパ)

やはり日本やアジアのあちこちを旅して取材するには気力も体力も必要だし、それ故の若さなのだろうか。

みんな勉強熱心‼︎

この講演会に来る人って、どんな人なんだろうなと、来る前から気になっていた。

参加者の方々はみんな室橋さんの話を熱心に聞き、メモを取っていた。
なんならノートパソコンを持ち込んで、たくさん文章を打ち込んでいる人もいた。

何より「みんな熱心だな」と思わされたのが、室橋さんへの質問タイムだ。
司会者の、「質問がある人?」の問いかけに応じて、参加者から即手が上がった。
次々に質問していく。

私が疑問にも思ったことがないようなことを聞いている人がいて、その視点は面白いなと思った。「疑問を持つ力」は何かに興味を持つことの源だし、学びの入り口だ。
見習いたい!

ご高齢の人が多いのが目立った。講演会が終わったあと、茨城県に住む外国人について、室橋さんに話しかけている高齢の男性もいた。
すごく興味を持っているんだなと感心した。

室橋さんは講演の中で、「外国人問題を解決するのは非常に難しいです。ご高齢の方ですと抵抗感がある人もいます。……」とおっしゃっていたけど、あの男性のように興味を持っているご高齢の方もいるというのは希望だなと思った。

サインもらって、写真も撮ってもらった

「僕は喋るのが得意じゃないんですけれど〜…」と言いつつも限られた時間の中で喋ることをまとめてくれた。そして、講演会終了。

パチパチパチパチ👏(拍手喝采)

講演が終わったあと、サインをもらえるということだったので、もらって来た。(ちゃっかり2冊⭐︎)
持って来ておいて良かった〜。

「もしかしたらサインがもらえるかも」という淡い期待だったが、まさか本当にもらえるとは思わなかった。

サインする室橋さん
人生初! 唯一無二のサイン本GETッ!

どこどこ(具体的地名)から来ました!

と私が言うのを聞いて、ああそこね、こういう街だよねってスッと出てくる室橋さん、流石だ。

「手元を写真撮っても良いですか」
と聞いてみたところ、
「良いですよ、僕は手元でも顔でもどこ撮られても大丈夫なので」
とおっしゃっていたので、ついでにツーショットも撮ってもらった(笑)

並んだら身長差すごくてビックリした。
年齢差でも身長差でも、ほぼパパである。

室橋さんの本とともに、ツーショット

第三世代になりたい

室橋さんが旅をするようになったきっかけが、沢木耕太郎さんの『深夜特急』らしい。私も室橋さんの記事で沢木さんを知り、読んだことがある。

沢木耕太郎さん世代(40年代生まれ)に憧れて活動するようになった室橋さん世代(70年代生まれ)を第二世代だとすると、室橋さんに憧れて活動するようになる世代が第三世代になるだろうか。
たぶん私たち世代(2000年代生まれ)だ。

第三世代に、なりたい。
私自身が、自分の経験や自分で調べたことの記事を通して、誰かの原動力になってみたい。

身の丈にあった発言ができていないかもしれない。
室橋さんほどの影響力はないけれど、世の中をちょっとでも良い方向に近づけたり、誰かにとって心動かされるようなことがあれば良いなと、密かに思っている。


最後にいろいろリンクを貼っておこう。
まず、室橋さんのX(旧Twitter)

そして、今回の講演会を開いた水戸国際交流センターのホームページ。
室橋さんが取材した場所のひとつだ。

そして、今回の講演会に参加して学んだこと・思ったことを書いた私の拙い記事を僭越ながら貼っておく。

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