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ストーリー創作・・短編小説を書くために読む・・・ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書・・・書籍篇

『ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書』は、

「世界的に著名なSF 作家にしてアンソロジスト、ジェフ・ヴァンダミアが放つ唯一無二の小説執筆ビジュアル・ガイド」

と案内されている書籍です。
残念ながらに電子書籍化されていません。
そうなると、断ナシ!自炊PDFするしかなくて・・・といってもたいへんでした。
大判B5判で、「300点以上のイラスト・図解」と案内されているように、オールカラーですから、スキャンニングは全ページ「カラー」でしなくてはなりません。
さらに使っているスキャナーは「A4対応」ですから、1ページづつ(見開きではダメということ)400ページスキャンする羽目になります。
いつものように、連続もののドラマをみながら、くっくらくっくらスキャンしました。
ところが・・・片面づつのスキャンでは、この本の特徴が行きません。
デザインが「見開き」を前提でレイアウトされているので、ぶつ切り状態になってしまいます【うん、ほんまやで】

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A3判対応のスキャナーを持っていないので、まっ!しかたがないか・・・
最優先は、本文を読んで理解することだから・・・イラストや図解を参照したくなれば、書籍をひっぱり出してこればいいことだし・・・
じゃ、なぜ、わざわざスキャンするかって?
この大判で分厚い書籍は、キチンと机に向かって座してしか読めません!
カウチでタブレット読みには、スキャンしかない!電子書籍化されてないし・・

作者のジェフ・ヴァンダミアの作品で和訳されているのは、『サザーン・リーチ』三部作「全滅領域」「監視機構」「世界受容」です。
映像化もされていて・・・ムービー見てから、小説へって方も多いみたいです。
AmazonDVDコレクション「アナイアレイション 全滅領域」です。

さて、長時間かかってスキャンした『ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書』でしたが、スキャン に気力を使い果たし・・・読み出せず・・【うん、ほんまやで】
悲しいことにこの手の自炊PDF(スキャン に気力を使い果たし、読み出せず)は結構たくさんあります。

さんざん、タテ書き自炊PDFで苦労してきたので、ヨコ書きのPDFを探したら、
『ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書』があったので、『PDF element Pro』で
OCRをフリカケてみました。

『ワンダーブック 図解 奇想小説創作全書』は、「ヨコ書き」といっても、
使用しているフォントの種類は多いし、サイズもバラバラ、フォントカラーも、イタリックやボールドといった、フォントの見本帳みたいで、『PDF element Pro』のOCRの実力を試すのにもってこいの書籍です。

結果!ヨコ書き自炊PDFのOCRはOKです。

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上記の写真の右側は、『PDF element Pro』のOCR(検索可能な画像)、
左側は、右のPDFからテキストをコピーして「pages」に貼り付けたもの。

手直しは、ほとんど「改行」だけで、所々「ー」が曖昧だったり、抜けたりしていました・・・・・

そこで、「直しながら、読む」ことにしました・・・これが結構、よかった・・・

Pages(Word)に貼り付けるとき、本文のフォントを18ポイントにしました。
(カウチでタブレット読みに大きいフォントがお気に入り!)

このあと、Pages(Word)からPDFをで書き出します。

その後、書き出したPDFをもう一度、『PDF element Pro』のOCR(検索可能な画像)します。

こうしておくと、せっかくのイラストや図解は無くなりますが、
肝心の本文を、『LiquidText Pro』で生かせるようになります。

曲がりくどい方法ですが、「読む」ついでにOCR付のPDFができます。



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