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ストーリー創作・・短編小説を書くための類語辞書・・・性格類語辞典(ポジティブ編・ネガティブ編)

この性格類語辞典は「3点セット」利用が有効です。
性格類語辞典 ポジティブ編+性格類語辞典 ネガティブ編トラウマ類語辞典
です。

さらに、「キャラクターアーク」を扱っている指南書、
例えば、『キャラクターからつくる物語創作再入門』、「ストーリーの解剖学」、「物語の法則」など・・・・・
小説創作や脚本術の指南書は、どれも「キャラクター」について記載がありますから、お気に入りの指南書と併読がおすすめです。【シランケド】

『キャラクターからつくる物語創作再入門』では、巻末に参考文献として、
この性格類語辞典(ポジティブ編・ネガティブ編)を明記しています。
本文でも「引用」(少々ですが)されています。

性格類語辞典(ポジティブ編)では、解説が賞味40ページあまり、

序文:ジーニー・キャンベル(セラピスト)

1. 究極の仕掛け:読者が応援したくなるようなキャラクターを生みだす

2. ポジティブ/ニュートラル/ネガティブな属性

3. 欲求と道徳観:キャラクターの属性に影響するもの

4. ポジティブな属性の4つのカテゴリー

5. ポジティブな属性はこうして形成される

6. キャラクターの心の成長:致命的欠点を克服する

7. ゼロからのキャラクター創作:ふさわしい属性を選ぼう

8. ポジティブな属性と悪役

9. キャラクターのポジティブな属性について知っておくべきこと

10. キャラクターの属性を表現する

11. ありがちな落とし穴:読者が距離を置くキャラクターとは

性格類語辞典(ネガティブ編)では、解説が賞味60ページ近くあります。

序文:キャロリン・カウフマン博士(心理学博士)

1. 魅力的なキャラクターとは

2. 欠点はこうして形成される

3. 心の成長における欠点の役割:旅路を複雑にするもの

4. 人間関係における欠点の役割:衝突を生みだすもの

5. ゼロからのキャラクター創作

6. 悪役と欠点

7. キャラクターの欠点における大事な要素

8. キャラクターの欠点を明かす方法

9. ありがちな落とし穴:欠点を持つキャラクター創作は難しい

付録のチャートも充実してます。
性格類語辞典(ポジティブ編)では、
■キャラクター創作のための質問集

■キャラクター属性のための同心円チャート

■カテゴリー別ポジティブ属性リスト
性格類語辞典(ネガティブ編)では、
■付録1 キャラクターの欲求と自分につく嘘の事例集

■付録2 キャラクター創作のための逆再生フローチャート

■付録3 キャラクターの欠点ピラミッド

また、両書とも巻末の索引の後に、(ポジティブ編)には、
「『性格類語辞典 ネガティブ編』に掲載されているネガティブ属性リスト」、
(ネガティブ編)では、
「『性格類語辞典 ポジティブ編』に掲載されているポジティブ属性リスト」
が載っています。(一覧表です)【うん、ほんまやで】

本文・・各項目は、それぞれ
日本語表示、(英 )・・・英文表示、読み仮名、短文で「意味」

【ポジティブ項目】
適応力が高い/冒険好き/愛情深い/用心深い/野心的/分析力が高い/感謝の心がある/大胆/おだやか/慎重/芯が強い/魅力的/自信家/協調性が高い/勇敢/礼儀正しい/クリエイティブ/好奇心旺盛/決断力がある/如才ない/規律正しい/控えめ/のんびり屋/効率的/共感力が高い/熱血/外向的/派手/誘惑的/集中力が高い/フレンドリー/ひょうきん/おおらか/温和/幸せ/正直/気高い/もてなしの心がある/謙虚/理想家/想像力に富む/独立心が強い/勤勉/純真/影響力が強い/知的/内向的/正義感が強い/優しい/誠実/大人っぽい/情が深い/几帳面/自然志向/面倒見がいい/従順/客観的/注意深い/楽観的/きちんとしている/情熱的/忍耐強い/愛国心が強い/思慮深い/勘が鋭い/粘り強い/説得上手/哲学的/陽気/口が堅い/積極的/プロ意識が強い/上品/世話好き/奇抜/機転が利く/責任感が強い/分別がある/官能的/感傷的/素朴/社会意識が高い/洗練された/スピリチュアル/天真爛漫/活発/勉強家/協力的/天才的/倹約家/懐が深い/古風/お人好し/奔放/利他的/型破り/健全/賢い/ウィットに富む
【ネガティブ項目】
無神経/依存症/反社会的/無気力/冷淡/意地悪/幼稚/生意気/強迫観念が強い/挑戦的/支配的/臆病/残酷/皮肉屋/防衛的/計算高い/不正直/不誠実/いい加減/失礼/つかみどころがない/邪悪/浪費家/狂信的/気まぐれ/愚か/忘れっぽい/軽薄/小うるさい/噂好き/欲張り/気むずかしい/だまされやすい/傲慢/とげとげしい/生真面目/偽善的/無知/せっかち/衝動的/不注意/優柔不断/頑固/抑制的/不安症/理不尽/無責任/嫉妬深い/手厳しい/知ったかぶり/怠け者/男臭い/操り上手/被害者意識が強い/物質主義/大げさ/いたずら好き/病的/口うるさい/重い/神経質/詮索好き/執拗/神経過敏/妄想症/完璧主義/悲観的/独占欲が強い/先入観が強い/見栄っ張り/ふしだら/強引/反抗的/向こう見ず/恨みがましい/荒っぽい/注意力散漫/自滅的/わがまま/自己中心的/薄っぺらい/甘ったれ/けち/頑固/卑屈/迷信深い/疑い深い/要領が悪い/気分屋/小心者/寡黙/協調性が低い/がさつ/非倫理的/恩知らず/知性が低い/うぬぼれ屋/くどい/執念深い/暴力的/激しやすい/意気地なし/不満げ/引っ込み思案/仕事中毒/心配性

〈似ている属性〉
〈要因〉
〈行動や態度〉
〈セリフ〉
〈感情類語〉
〈ポジディブな面〉
〈ネガティブな面〉
〈衝突するキャラクターの属性〉
ーーーポジディブ編のみーーーーー
〈試されるシナリオ〉
ーーーネガティブ編のみーーーーー
〈克服方法〉
ーーー共通ーーーー
〈作品例〉
(大まかな作品の解説)
その他の例(題名だけ)

以上の内容です。

まとめ

小説やシナリオの「キャラクター」設定は、「肝」です。

キャラクターを葛藤させ、アークさせなさい」とはハリウッド映画脚本術の授業で必ず言われる基本です。
         『キャラクターからつくる物語創作再入門』訳者あとがきより

って言われてもね・・・
「キャラクターアーク」って概念がわかりにくい・・・・・
参考になったのは、『キャラクターからつくる物語創作再入門』著:ワイランド(K.M.Weiland)(フィルムアート社)の
『四章 キャラクターアークについての、よくある質問』
   21 人物にふさわしいアークをどぅ選べばいいですか?
   22 アークをサブプロットにしてもいいですか?
   23 「インパクト・キャラクター」とは何ですか? なぜ必要ですか?
   24 脇役たちにもアークは必要ですか?
   25 人物に報酬と罰を与えて変化を促す方法は?
   26 物語にキャラクタアークがない時は?
   27 シリーズものではキャラクタアークをどう作ればいいですか?
です。

また、ワイランド(K.M.Weiland)のブログでは、詳しく(うんざりするくらい)
「キャラクターアーク」記事が満載です。


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