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コテンと眠るための読書・・・kindleunlimited同一舞台(中国)の読み比べ『重耳(ちょうじ)』と『中原の虹』

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中原の虹 全4冊合本版 (講談社文庫)

心が動いたというのは、「コテンと眠る」には、長編小説がいいとから・・・しかし、中折れする確率も高い・・・

現に『蒼穹の昻』は中折れ中。

それでもあえて、読んでみようとするのは、ただひとえに、「unlimited」なのだ【うん、ほんまやで】

それも、同じ中国を舞台にした作品をパラレルで読む・・・・・
混乱する危険をかえりみず入手するのは、「unlimited」の力だね。

それに『蒼穹の昻』で挫折しているので、『中原の虹』も中折れしそう・・・でも、「unlimited」だからいいかって!

ちょうど『重耳』の物語が、切れ目のいいところまで読んだので、ちょいと気を変えて・・・・・・・・・・・

『重耳』は、紀元前600年代の作品で、
「中原の虹」は、清王朝末期の作品で2000年以上の隔て
まさに、中国4000年の悠久の歴史です・・・

「汝、満州の王者たれ」。予言を受けた親も家もなき青年、張作霖(チャンヅオリン)。天命を示す龍玉を手に入れ、馬賊の長として頭角を現していく。馬と拳銃の腕前を買われて張作霖の馬賊に加わった李春雷(リチュンレイ)は、貧しさゆえに家族を捨てた過去を持つ。栄華を誇った清王朝に落日が迫り、新たなる英雄たちの壮大な物語が始まる。圧倒的なスケールで中国近現代を描く『蒼穹の昴』シリーズ続編、待望の合本に!

「中原の虹」は、張作霖(ちょう さくりん)にまつわる小説で、時代としては、100年ほど前の物語で、日本史で習った名前です。
しかし、「聞いたことのある名前」ぐらいしか知らない・・・・・
隣の国のことでもあり、まして日本軍が進軍して行く・・・身近な存在にも関わらず・・・名前しか覚えていません。

そこで、「中原の虹」は、「時代設定」「バックグラウンド」の解説に工夫がなされています。
これをまともに冒頭でやってしまうと、退屈で、冗長で、とても読み進められません。
また、「天命を示す龍玉”」の解説もしないといかないし・・・・・
主人公(李春雷)、張作霖(ちょう さくりん)の「ゴール」もはっきりさせないと、読み進められません・・・・【うん、ほんまやで】

登場人物の「ゴール」に向かうモチベーションは「予言」ってのもツライ!

けっこう、我慢して読んできましたが、いよいよ、激しい戦闘場面に入りました・・・
『重耳』も最初の戦闘場面を読み終えて・・・ちょっと休憩・・・・・

つい最近読んだ『完全なる暗殺者』、『暗殺者のゲーム』(ともにKindle Unlimited)で、アクションシーンで寝不足に・・・【うん、ほんまやで】

激しい戦闘シーンやアクションシーンは、「コテンと眠る・・・」には合わない!

そこで、気を変えて、サマセット・モームの「月と六ペンス」に切り替えました。
この技が、できるのがKindle Unlimitedのいいところです。

「ゴーギャンの生涯から思いついたものである」と冒頭にあります。
愉しみの読み始めましたが・・・・・
なかなか、主ストーリーに入らない・・・なんて小説だ・・・・
「この展開は、なんだ!」
再読だと思っていたけど、読んでいないような気がしています。

主ストーリーになかなか入らない「構成」気になって・・・・・・
この本も「コテンと眠る・・・」ってわけにはいかない・・・・


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