SAND LAND

2024年3月1日。
漫画家の鳥山明さんが亡くなりました。

鳥山明さんと言えば、ドクタースランプアラレちゃんや、ドラゴンボールなど、たくさんの漫画やゲームのキャラクターなどを生み出してくれた人です。
私も小さい頃、アラレちゃん・ドラゴンボールを楽しく見ていました。
時は流れ、甥っ子がドラゴンボールの再放送を見て激ハマりをします。

甥っ子は幼少期に親が離婚し、シングル家庭で育ちます。
親の離婚は子供にとって、とても深い傷をつけます。
寂しい気持ちを我慢しなくてはならない。
言いたい気持ちをなかなか伝えられなくなる。
母の日や父の日、母子家庭や父子家庭の子はその日に
とても寂しさを覚えます。
イベント毎には、両親二人揃っている家庭が羨ましく
少しだけ寂しくなります。面会の日は楽しくても帰りは泣いてしまいます。
それでも、祖父母や叔父、叔母にたくさん愛されて成長しましたが
ずっと心の中に寂しい気持ちはあったと思います。
そんな時に、ドラゴンボールの世界にはまり元気に育ちました。

コミックや、アニメや映画。
フィギュアや、コンビニでのくじなどたくさん散財しました(笑)
コスプレの服を作らされたりしたこともあります。

甥っ子にとって、ドラゴンボールは寂しさを埋めるものだったのかも
しれませんし、悟空も、祖父と暮らしていた事が共感を覚えたのかもしれません。
甥っ子は、悟空推し。私はベジータ推し。
良く二人で戦ってました(笑)
幼い甥っ子に夢と希望を与えてくれたドラゴンボールには、感謝しかありません。

池袋のサンシャインシティに甥っ子と行ったことがあります。
ドラゴンボールのテーマパークがあって、かめはめ波を打てる
と言うので行ってきました。
しかし、私は大人。少しの恥ずかしさもあるのです・・・。
そんな時、会場にいたタトゥーがたくさん入った数人のイカツイ外国のお兄さんたちが、全力のかめはめ波を楽しそうに打っていまして(笑)
外国の方の全力で楽しむ感じ、最高に素敵ですよね。
会場にはベジータの乗ってきた宇宙船や、筋斗雲などがあって
楽しく過ごせました。
今でもコンビニの一番くじを大きくなった甥っ子と買いに行ったりします。
なので家にはドラゴンボールグッズがたくさん。

そんな鳥山明作品のSANDLAND。
劇場版は観に行けなくて、アニメシリーズになってから観ました。

物語は、水不足になり国王が高い水を国民に売る世界。
どこかに幻の泉があるという噂を聞いて、昔、国王軍で伝説と言われた男。今は村の保安官のラオが、魔物に手伝ってもらおうとするところから話が始まります。
(ん? この声どっかで聞いたことある・・・うーん・・・誰だっけ?
と、調べたら、ヒュージャックマンンの吹替。バーナムでした(笑)魔物の村に行き、手伝ってほしいとお願いすると
出てきたのが悪魔の王子様。ベルゼブブ。
父親のサタンの許可が下りて、一緒に泉を探すことに・・・。

悪魔のくせに、ちゃんとしているベルゼブブ。
行きたくないのに連れていかされるシーフ。
鳥山ワールド全開の、ちょっとほっこりして、メカのデザインは最高で
出てくる脇役もユニークなキャラクター。
ああ、懐かしいなぁって観てました。

シーズン2(シーズン2だと思っていたら、シーズン2ではなかった・・・)も始まっていて、毎週水曜日更新なので
水曜日が、とても楽しみ!(今日!)
こんな風に何曜日が来るのが楽しみ!なんて久しぶりの気分です。
仕事が休みの日曜日が楽しみだったのに。

もう鳥山作品の新作が見れなくなるのは寂しいけれど
たくさんの夢を頂いたので、繰り返し観たいと思います。

漫画の力って偉大ですね。

鳥山明さん。幼い甥っ子に元気をくれて、本当にありがとうございました。



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