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2023.7.8(前半)

はっ、、、、もう7月なんてとうの昔に終わっていて8月も残り半分じゃないか。
伸びた髪をとかし三つ編みにしては解いてを繰り返しているうちに夏終わるんじゃないですか。
キリが悪いけど今書く気になったから現時点までを✍️
BGMはHONNNEをエンドレスループ(サマソニ予習で〜す)
夏バテ気味でテンションおかしいですがお付き合い願います。

出来事
・営業所を異動しました。仕事的には数日前までより格段に楽…、人がいる分細かく確認しながら作業を進めることができるけどそれでも時間が余るほど。私は暇を持て余すくらいなら忙しくて目が回って気づけば終わってるが性に合っているため、埋まらない隙間を愛想笑いと無駄話で詰める時間の使い方がきつい…。新しい職場の割には親しみやすい人間関係が有り難いものの、そこまで慣れてない人との暇な時間はきついものがあります。まあ、まだ一ヶ月半だからまだまだこれからって感じだよな。慣れてきて仕事も増えるようになったらまた変わるだろう。

・自転車通勤を開始、都心にいて自転車に乗れるありがたさはかなり大きい。ただ今の季節いくら朝早く家を出ようとも職場に着いて自転車降りた瞬間滝汗かくのがきつい、、早く涼しくならないかな。買った自転車はかなり気に入っています(電動にすればよかったの気持ちは4割くらい(๑˃̵ᴗ˂̵))

・念願のフジロックに行った!最高だった!詳しくは後ほど〜

・お盆休み。家族で近場の旅館に宿泊したり、就職したばかりの弟以外全員財布を持たず回転寿司に行ったり、BBQや温泉に行ったりした。あとはずっと本を読んでドラマを見て昼寝していた。実家って不思議、いくら昼寝しても家族みんなが寝静まると自然と自分も眠くなる、夜クーラーがなくても窓から入ってくる風だけで心地よかったあの時間、冷凍保存していつでも解凍すれば体感できるようにしたいな〜(は?)

そんなこんなで夏本番、クーラーとタオルケットとエンタメセット

『悪鬼』

暗い画面と不気味な音楽、タオルケットから出た足を縮めては戻し、中途半端に開いた扉とカーテンの隙間にビビりながら観てた。世にも奇妙な物語のCMでもビビってチャンネルを変える私には刺激が強すぎるストーリーでしたが、毎週配信待ちするくらい熱中しました。

悪鬼に取り憑かれた女とその悪鬼が見える男による5種類の神体を取り巻く疑問の死を暴くオカルトミステリー………。
ノックする音に振り返り扉を開けるとそこには悪鬼がいる。悪鬼に取り憑かれ、美しく妖艶だが身震いして鳥肌立つほどの怖さはテリちゃんじゃなきゃダメだったと断言できる。とくに10話の水を渇望して狂う彼女にはほんとに恐怖を感じました。見た目同じなのに別人だとすぐ分かるテリちゃんの演技力、どちらなのか分からなくなったあたりからが本番ですね。

オカルトミステリーって聞くと血がぶしゃー!、そして人がバタバタ死んでいくのを想像するけど、この作品はそうじゃない。
他人に対する妬み、豊かさへの憧れと愛情の渇望がオカルトミステリーになっていた。その霊が生まれた理由を知っていく過程で、本当に恐ろしいのは欲に塗れた人間の方、そして生きることを諦めてはいけないというメッセージもよかったです。わかりづらい点もあったけど、全部が全部綺麗につながらなくてもいいかと思ってる。

幽霊先生ことオジョンセは孤高ながらも誰かのために必死になることができる優しい人だった、新鮮だけどサイコの彼が恋しくなり久々に再生したよ。ホンセ先輩とサニョンの絡みが私にとってはとにかく癒しだったな。アナザーストリーでこの2人の日常編撮って下さらないかな。。。
テリちゃんが出てなかったら観なかっただろう題材、観て良かったです今期イチ。

『キム・サブ 〜浪漫ドクター〜』

シーズン3の配信が開始してから1を途中でリタイアしていたのでまず2を見始めた。手術シーンのリアル具合にびっくり、大好きな賢い医師生活でもここまで写してなかったからご飯食べている時に不意打ちで映ると停止したりして観進めた。
シーズン通して、キムサブは初対面はクソ野郎な印象を受けるものの、どんなやつでも態度を変えない、途中で見離さない、叱る時は叱り褒めるときは分かりづらくも褒める、いざという時はどんな人より頼りになる器の大きい人だった。キムサブのように一貫性があって正確な判断ができる人がいるだけで本当に仕事がしやすくなるんだよな。挽回してくれる人がいる、そう思えるだけで新しいことに挑戦できるし後輩も育っていくんだと思う。だからこそみんなが憧れてキムサブのようになろうとするけど、カンドンジュの言う"心の支えになっても目標にはなり得ない"にはとても納得した。目指す場所が一緒でも、そこに辿り着くまでの過程は人それぞれ、全部を真似しなくても良いのだ。長く続くシーズンものだからこそ描ける関係性だなと思った。
〜キムサブ私的名言〜
「一番効果のある抵抗は何事にも屈せず自分の務めを果たすことだ」
「人生というのは誰かと比べるものじゃなく自分で選ぶものだ、お前はどこでもやっていける、どんな選択をしようとな、だから自分を疑わなくていい」

社内お見合いではハマらなかったアンヒョソプ氏にウジンを経て恋してしまった。ぶっきらぼうに接しつつもよく観察してて助けがほしい時何も言わず手を貸してくれるスパダリ〜〜!大好きです。愛だと言ってぶりのソンギョンちゃん。相変わらず手足が長いこと…、信念を持った強い眼差しとたまに弱気になるウルウルな瞳がウンジェだった。。
トルダムズ〜!シーズン4待ってます〜!

『D.P. 脱走兵追跡官 シーズン2』

外部から遮断された軍隊の中に存在する闇。透明な水に数滴ずつ落ちる黒や一度に大量の黒が落ちる場合もあった。どちらにしろ染まってしまったものは元に戻せず、それでもそこから連れ出そうと奮闘する人たち。自分に子供がいたとしたら行かせたくない、弟にだって行ってほしくない。自分の浅い言葉じゃ表現できないほどすごい作品だと思う。圧倒的にくらってしまい、もう一回見るのには勇気がいるけど飄々としているホユルにはもう一回会いたい。

『君たちはどう生きるか』
見た人みんなと目が合うとする会話、「意味わかった?」
ぶっちゃけ何がどうなったのかも、結果丸くおさまったのかも私にはわからなかった。
だけど少年が階段を駆け降りるところはジブリの男の子だったし、
草木や水面の風に揺れる描写も昔から知っているものだった。
見終わって思うのは熱にうなされているっときに見る夢の中みたいな映画。

『ミッション・イン・ポッシブル/デッドレコニング PART ONE』
トム様〜!予告で入っていた崖をバイクで飛び降りる例のアクション、あそこが山場だって思うじゃん。違うのだ…山場しかなくてずっと最高到達点な二時間半、映画見ただけなのに息切れしちゃったよ(ちょっと盛った)
敵が実体のないAIっていうまさに不可能を可能にするトム様にもってこいな強敵ですが、今回は大変そう…
一番手に汗握ったのはやっぱり終盤の列車かな。上を見るな、下を見るな、俺だけを見て飛べ!かっこいい、かっこいい、でも怖いです!首に捕まって上によじ登るところとかどうなってんねん………まさに非現実世界な世界、なのにスタントなしで多くのシーンに臨むから崖を生身で飛ぶ時の風の音がリアルで心臓に変な風吹いて生きた心地しなかったです。
今作で完結ではなく次もあるそうなので楽しみにして生きていきたい1️⃣
水曜夜に見たけど横の横の人が大きいポップコーンにビールとコーラを抱えて楽しんでるの、めっちゃよかったな〜そういう映画ですよね。

『アクロス・ザ・スパイダース』
前作見ないで勢いだけで映画館へ。それでもとても面白かった!映像が美しく画の切り替えが激しいながらもまとまりがあって二時間ちょい飽きずに集中して見てました。スパイダーマンシリーズ見てて思うけどほんと挿入歌がノレるし映画とマッチしていて気持ちいい。一作だけで終わらず次もあるのは消化不良感があるものの、またこの熱量で作られた作品を観れると思うと良いかな。楽しみができた2️⃣

📚『生きるぼくらは』原田マハ

母の本棚から抜き取り帰省中に読了。
田舎に行けば必ずある田んぼ。
夏の今、緑で生い茂る稲たちを見て、君らは思春期だから育ち盛りなのよね😉って愛しい物を見る目で稲を見る私。
目的や目標があり、大切なひとと支え合いながら暮らす日々なら、どんな仕事や場所にいようとも苦じゃないんだろうな。
ほんの少し前向きな気持ちになれた。
夏休み中でゆっくりとした時間が流れる実家で読めたのも良かったです。良い本。

📚『神様を待っている』畑野智美
派遣切りであっという間にホームレスとなった26歳女性のお話。
同い年だった。話には聞くけど現実にあるものなのかといまだに疑ってしまう。
たまに通る新宿の裏側で似たような格好をして立っている女の子、
学生だった時節約するため一度だけ友達と泊まった漫画喫茶で出会した少年少女。
助けたくても中途半端に手を伸ばせば逆に苦しく辛い思いをさせてしまう事実も描かれていて
心意気だけではどうにもならないことがもどかしいなと思った。
自分が今すぐ何か行動を起こすことは無責任な事態になってしまいそうだからしないけど、
見て見ぬ振りはしないとここに書いておく。

📚『わたしの美しい庭』凪良ゆう
流浪の月、汝星の如くに続く三作目。
血が繋がっていない父と娘、そして隣人の物語。
読み終わったあと爽やかだけど暖かくて良い夢を見れそうと思った。
物事を側面しか見ていない人たちに苦しめられても、側で笑ってくれる人がいるから元の自分を取り戻せるんだな。
凪良さんの表現が好きだ。
「果たされなかった約束はリボンのように、いつまでもわたしの胸を結び続けて、もうずっと解けることはないと思っていた。」
「今回は俺が貧乏くじを引いたが、いつかは当たりくじが巡ってくるだろう。その日を待つしかない。それまで何とか俺は生き延びるのだ」
「幸せかどうかはわからないけど、本当に本当に悲しくて不幸な状態に居続けられるほどわたしは強くないから、今、少なくとも不幸ではないんだと思っている。」
「それは意志の力で押さえ込まなければいけない不安を内包している、ということだ。みんな当たり前のように、それぞれ不安がある。」

📚『52ヘルツのクジラたち』町田そのこ
単行本になったタイミングでやっと読めた。発売日を間違えて本屋を彷徨うほど楽しみにしていた。
「人というのは最初こそ貰う側やけんど、いずれは与える側にならないかん。いつまでも貰ってばかりじゃいかんのよ。」
読んだのが何ヶ月か前なのもあり記憶が薄れているけど、自分の周りにいる大事な人たちの52ヘルツの声は聞き逃したくない、海底の底で苦しんでいるけど周りに聞こえない声で発しているそれをわたしは聞き取りたいと思った。
人は一人では生きていけないってその通り、誰と出会うかによって人生変わってしまうものだな。
好きなドラマの一つ、ウヨンウ弁護士にも登場するクジラ。海で泳ぐ彼らに遭遇する妄想を膨らます夜。
「思い出だけで生きていけたらいいのに。たった一度の言葉を永遠のダイヤに変えて、それを抱きしめて生きていけるひとだっているという。わたしもそうでありたいと思う。」そんな言葉をたくさん受け取りたいし、伝えていきたい。ただ生きているだけでも偉いけど、恥ずかしがらず素直に謙虚にいたい。

📚『無人島のふたり』山本文雄
忘れられない小説の一つ、自転しながら好転するの著者山本文雄さんの遺作。
余命を宣告されたら持っているお金全部使い果たして好きなことだけしたいって思っていたけど、そう簡単なことじゃないんだなって思った。無人島にいる私と夫、でも私が逝ったら夫は本島に戻る。切なくて申し訳なくてありがたくて……といった気持ちが読んでいて伝わり、思い出して文字を打っている今も泣いてしまいそう。本当に悲しい。王子、そう記されていたね。普段であれば王子?笑 みたいに思うけど、全然冷やかす気持ちにならずむしろ死ぬ間際に1番聴いていたい声の持ち主で、尊くかけがえのない優しい人なのだと想像できた。読み終えて時間が経ち思い出して噛み締めるほど寂しく震えてしまうよ。語学を勉強すればよかったと書かれていた。だから今勉強している韓国語、頑張ろうと思った。韓国にもたくさん行きたいし、本に書かれていた海が綺麗なバリ島やあっちいイタリアでアイスも食べたい。山本さんがもっと色んな場所に旅行したかったと書いているんだ、絶対私も思うはず。だからたくさん行こう。あの人ともあの子とも旅行したい。この本を母にも一番の友達にも読んでもらいたい。

📚『ダンス・ダンス・ダンスール 26巻』ジョージ朝倉
はやる気持ちを沈めて1ページ1ページを大切にめくった。
NY行きたいね〜歩いてたらいるんじゃないかなって思っちゃうほど作品に入り込んじゃう。
どうなるんだろうこれから。潤平がひらめきの中に怖がらず飛び込める日を心待ちにしています。
都にも会いたいよ。

駆け足でまとまりのない、ぶっちゃけ自分でも何書いてんのかよくわかんないけど満足。

フジロック2023

映画BECKを見た高校生の時から行きたいと思っていた。
落ち着いていて自由な空間、音楽や出ているアーティストも素晴らしいけどあの雰囲気に虜になって一度行ったらまた次もと思えるフェスだった。
ネバヤンを見ている時虫網を空に向かって揺らしている少年がいたり、カップルで時々見つめ合いながら踊っている人たちを眺めているだけで来てよかったと思った。全くわからないWeezerに足を止めて背の高い外人に囲まれながら揺れたあの瞬間も、足先入れるだけで全身冷えちゃう25の私がいるのに裸ん坊になって水遊びする兄弟がいたりする。夜中の0時でも音楽が鳴っている空間最高だった。
カネコアヤノは1時間じゃ足りなかったし、Lizzoはパワフルでハートフルな歌声とダンスで私に明日を生きる活力とここまで来た自分の自己肯定感をマックス上げてくれた。写真を見返して思う、あと何回寝ればフジロックいけますか。。。。