終わりまでの人生の振り返り2

夫とは、
2022年の1月頃に付き合い、
2022年の11月に入籍し、
2023年の2月から同棲しはじめ、
2024年の3月現在まで、たったの1年程の生活だった。
こんなに短いものだとは思ってもいなかった。
まあ、みんな離婚するなんて考えて入籍なんてしないか。

出会いは今はもう普通になっているが、マッチングアプリだった。 当時は元彼と別れ、年齢的にも何となくの焦りを感じて物は試しにと始めてみた。
いいねをしたのは私だったか、足跡を付けてから夫からいいねが来たのか今いち覚えてはいない。
隣県の人間だけど、そう遠いわけでもないし、暇だしご飯でも行ってみるか~と何も考えずに行ったのは覚えている。

実際に会ってみて、2歳年下の割に大人びていて、穏やかに話を聞いてくれるし、甘え上手なところもあって、金銭感覚もおかしくない、頼りがいもある、減点箇所が特に無い、いわゆる優良物件だと感じた記憶はある。
今までは同い年か年上としか付き合ってこなかったが、年下も案外変わらないんだなと感じた。

それからほぼ毎日のように連絡を取りあう仲となり、週末に1回は夫の家に泊まり、そこから出勤するような生活を送っていた。
付き合おうとも言われていなく、いわゆる体だけの関係なのかと悩んだときもあったが、それを聞く勇気があるわけもなく。
夫の性格上、まあ嫌いで好意が無ければここまで高頻度で会うことはないと思い、今までの関係を続けていた。
そんな矢先、夫の職場の飲み会があり送迎で夫の同僚と話す機会があった。
そのときに「彼女さんは〇〇なんですか?」と聞かれ、それに対して夫が「彼女じゃない」と反論する事もなかったので、
「あ、わたし彼女なんだ。」と嬉しかった覚えがある。

そんな曖昧な関係で始まった私たちはこうやって終わっていくのが、ある意味お似合いなのかもしれない。