見出し画像

世界三大うざい国に行ってみたら

世界三大〇〇ってこの世の中に沢山ありますが、世界三大うざい国って知っていますか?この三カ国に実際行ってみてわかったことを書こうと思います。


世界三大うざい国とは?

世界三大〇〇の中でも圧倒的な存在感とインパクト。
この世界三大うざい国といわれている国、どこかご存じでしょうか?

インド・エジプト・モロッコ 

何をもってうざいのか?まあ人なんだろう…とは想像がつくけれど、うざいってなに?反抗期の中学生が親に「うざいなー」っていうのと同じ??
実際にこの3カ国を旅した私の独断と偏見、そして感想です。

なにをもってうざいと思うのか

旅で「うざい」と思うタイミングって大体が
チップの要求・客引き・騙しではないでしょうか?
私も旅をしていて、この「うざい国」と言われるのは大体がこの要素でした。この3カ国のみならず、どの国にいっても客引きやチップの要求はありますが、この3カ国が1番しつこかったなという印象です。だからうざい?

インド

圧倒的人口のインド。どこに行っても人が多いし、車も多い。
インドでのうざいエピソードとしては
・客引き(カメラマン、ガイド、物売り、オートリキシャ、タクシー)
・チップの要求(いや頼んでもないのにチップ要求するんかい系)
・写真(撮ってると囲まれる&一緒に撮ろう系。いや誰。)
・クラクションと交通渋滞具合

この「写真」はインドならではの体験だったのですが、私がガイドに写真を撮ってもらっていると囲まれる!!そして一緒に撮ろうが多い!いや誰、状態。そして車もオートリキシャもオートバイも道路にいます。ありとあらゆる乗り物が混在している&人口密度&ルール無しなので渋滞とクラクションがすごい。あと客引きが長いのよ。Noって言ってから着いてくるのが長い。

そして嘘をつかれることが多い。しかも悪気のない嘘。
・「あの店は10時オープンだ。おすすめ。」→向かう→12時オープンだった
・「あの店は〇〇が旨いから食べるべき」→注文する→そんなものない
おすすめしてくれるんだけどね、大体外れてるのよ。けど何かを教えよう、薦めようとして外れた、なんとも憎めない嘘。嘘と言うかテキトーなのか。

朝一のガンジス川

モロッコ

モロッコのうざいイメージってあんまりないですよね。私もなかったです。
青い街のシャウエンやサハラ砂漠など美しいイメージのモロッコ。ここモロッコでのうざいエピソードは・・・
・客引き(特にマラケシュのスーク)
・チップ要求(フナ広場のパフォーマンスやってる系の人たち)
・とにかく話かけられる

モロッコがインド・エジプトと違ったのはフランス語ってところ。アラビア語とフランス語が公用語ですが、観光地では英語が通じます。しかしスークなど小さな店はあまり通じません。私はスークで値切っていたのです。そこでひたすら言われたのは「Please,Madam」
そして私の完全なる偏見ですが、アラブの方たちって商売上手な気がします。まず値切る文化があるからなのか?

けど観光客=お金という扱いを1番されたのはここモロッコかもしれません。まあそうなんだけどね。うちの革製品がNo.1って多分全店舗言ってた。
あと「Japan」というと「Henna Ojisan」って何人かに芸を見せられたけど、私より下の代の子はもう通じないかもよ…今ふと思った。

朝日とサハラ砂漠

エジプト

遺跡遺跡遺跡のエジプトですが、なんとなく「うざいだろうなあ」と最初から感じていたのはなぜでしょうか。エジプトでのうざいエピソードは・・・
・客引き(物売りもそうだけど、ピラミッドのラクダとかね)
・チップ要求(写真を勝手に撮ってチップ請求系が多かったな)
・とにかく話しかけれられる

うざいエピソードは3カ国とも共通はしているのですが、若干違うの分かりますでしょうか…。カイロもかなりの交通量でクラクションがそこら中で鳴っていますが、まず横断歩道がありません。けど反対側に渡りたい。そんな時に登場するのが「一緒に渡ってやるよ」フレンズ達です。本当に何回話かけられただろうか?ちなみにチップ要求はなかった。ただ渡っただけ。

そしてエジプトで遺跡観光をしているとほとんどの人がガイドの解説を聞きながら回っているのを目にします。私もガイド付きでしたが、ピラミッドの周りに大量にガイドが待ち構えています。私のガイド曰く、公式じゃない人も沢山いるし金額高いし、勝手にラクダに乗せられるとのこと。うん、確かにあの立派な遺跡を目の前にしたら解説ほしくなるもんな。需要と共有。

スフィンクスとピラミッド

うざいというか人懐っこい?

ここまで振り返ってみると、客引きや物売り、チップ要求など観光客向けに「お金」を狙ってくる人たちだなって思ったけれど共通しているのは「とにかくしつこい」ということじゃないのか・・・?断っても、断ってもついてくる。しかもそれが長い。「No」を2~3回言っただけじゃ効かない。

けど話しかけられたり、親切にしてくれたのに嘘かい!みたいなのって人懐っこさもあるのかな?どこの国がとか、どこの人種が、とかってわけではないけれどこれがヨーロッパだったら多分ない。確かに物売りはいるけれど、一定の距離が保たれている。それを超えることってあまりない。

旅の思い出に強く残る彼ら

その時は「うざい」と思って、断るエネルギーに疲れてくる。
けれど帰りの飛行機の中でその旅を振り返ってみると頭によぎるのがそんな「彼ら」だったりする。実は彼らは旅の醍醐味であったりするのか!?!?

全員が全員そうでもないし、世界三大うざい国なんて主語を大きくすることがもしかしたら間違っているのかもしれないけれど、それでもまた行きたい国ってこの3カ国だったりするんだよなああ。


いいなと思ったら応援しよう!