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映画鑑賞『漁港の肉子ちゃん』

今まで彼女が欲しいと思いつつできずに今に至る。
女に騙されることもなければ、波乱万丈の人生になることもなく、風俗で働かずに生きてこれた。
しかし、死ぬまでに一度ぐらいは彼女が欲しい。
騙されてもいいから異性と付き合い、肉塊になってでも人生を謳歌したい意気込みだ。
彼女になってくれる人が漁港にいるだろうと思い、映画館まで移動する。

タイトル:漁港の肉子ちゃん
  https://29kochanmovie.com
 
 
今回は、人間が肉塊になる話ではない。
しかし、肉の塊が服を来て生活しているのを目にする映画なのは否めない。
 
吉本興業社員が作った映画だから見る価値ないだろうと思っていたが、思った以上に感動した。
 
 
 
 
 
 
以下、ネタバレ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
明石家さんまさんが徹底して出ない映画なのかと思いきや、やっぱり出るという・・・感動したところに唐突に出るもんだから興ざめして、映画の評判を落とすことをする。
しかし、それこそが吉本興業だよ。
さんまさんだよ。
 
話は、太った女性が簡単に男に騙され、謝金を肩代わりしたことになり、風俗で返済するのだが、その描写が秀逸だった。
まず、その書き方では子供は絶対に気づかない。
うまい表現だと感心した。
 
それまでの描写でも、出身地や紀行表現を肉で表現するのも面白かった。
ここまで絵で表現できる感性に感心した。
お笑い芸人だから大味でみよがしな鼻につく表現をするとばかり思い込んでいたが、先入観は良くないと反省させられる映画でもあった。
 
しかし、バイクのナンバープレートに"ヨロシク"表現などの細かいギャグセンスも忘れないのが吉本らしさなのだろう。
その辺はマーベルコミック映画とは異なる。
数字などは結構深い意味を込めていることがあるため、今回のように見ればわかる仕組みはありがたい。
 
そして、「ライ麦畑でつかまえて」は全くわからなかった。
思春期前の青春にかぶらせたいのか違うのか・・・葛藤部分は同じだろうが、だからという理由で使う作品とは思えない。
そもそも読んだことがないため分かるわけもないのだが・・・。
 
さんまさんの出演部分を無視するならば、悪くない映画だが、映画館に金を払ってまで見るような映画ではない。
感動した部分や子供の葛藤部分は見ごたえあったが、それでも映画館で見るようなものではないだろう。
TV放送で見れば十分かな。
あぁ『映画大好きポンポさん』にすればよかったよ。
今回のは悪くなかったけどね・・・けどね・・・。
 
そんなことより、就職活動しなければならない。
かなりヤバイ。
転職回数が多く、年齢も高くなっており、雇ってくれる会社はブラックな職場だけじゃないかと危惧している。
やばい。
年齢的に結婚も無理な感じだろうし、できたとしても子供は作れないように思うし・・・。
フリーターになるのかな・・・。
ちなみに、個人開発したプログラムを一般公開するほどちまちま勉強した成果を出しているのを見て、私の伴侶になって欲しいと判断材料にして欲しいというか何というか・・・。
彼女ができないのは諦めても働けないのは諦めたら人生詰んでしまう。
まじで肉塊になる。
それでも風俗で働く選択肢はない。
同性愛者ではないし、彼女もできないほど人付き合いができないのだから接客業は無理だと思っている。
それも思い込みなのだろうが、映画鑑賞前の思い込みを払拭することとは勝手は違うという思い込みをしている。
ナンパしてみたいよ。
声を掛けられたいよ。
誰も彼女作りに手伝ってくれない。
結婚詐欺でもいいから彼女が欲しい。
 
ちなみに、大竹しのぶさん以外誰も知らないというほど世間知らずですが、誰か彼女になってください。
 
 
以上。

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