映画感想『ヴェノム』

私の本能が部屋に籠もってゲームをしろと訴えかける。
しかし、個人的にはそれを振りほどきたいとも思っている。
そして、普通に働き、普通に彼女を作り、普通に結婚して、普通な生活を過ごしたいとも願っている。
そんな願いとは裏腹に、私の体に寄生したシンビオートがそれらを求めまいと抑止する。
そんな寄生生物を私の体から追い出すためにも映画館まで移動する。
　
タイトル：ベノム
　　https://www.venom-movie.jp
　
　
今回は、2作目だ。
前作は2年以上前だったが、それもつい最近の出来事のようで、月日が経つのは早いと思う。
3年前？
最近は映画鑑賞できないほど収入がない。
むしろ、収入源がない。
無職なのだから仕方ない。
4年前も無職だったな。
ずっと無職かよ。
困った。
せめて、悪人ぐらいは頭部を食っても咎められないようにしてほしい。
空腹だ。
地球生活に馴染めず、人間生活に溶け込めず、ずっと寄生している。
困った。
それでもマーベルコミックシリーズに対しては本性をむき出しにしてしまうため、ついつい鑑賞してしまう。
あと何年間、親に寄生できるだろうか。
凹んだ気持ちを捨てて、鑑賞に専念した。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
以下、ネタバレ。
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
鑑賞熱が冷めたためか、面白いと思う感情が出てこなかった。
それでもポップコーンを用意するほど準備万端で挑んでいたのも確かだ。
見終わっても印象に残らなかったようで、思い出せる部分がない。
唯一あるのは、前作のベノムではスパイダーマンと戦ってほしくないと思った価値観が、今作でも色褪せないが、スパイダーマンに勝てないだろうとも思ってしまうほど情けない感じのヒーローになっている。
悪役なのにヒーローというのもおかしなことだが・・・おかしなことだからこそ、本物のヒーローには勝てないのだろう。
　
話は変わり、スパイダーマンの新作がもう少しで上映される。
その話に今回のベノムが登場する・・・のか？
そうでなければ、シリーズ作品の一つになっていないからな。
　
　
そんなことより、MacbookProが欲しい。
何年も前の端末故に、バッテリーにガタが来ている。
そして、処理能力も低下しているようで、頻繁に固まる。
これはOSを再インストールすれば改善しそうだが・・・。
　
前回もそうだが、今回も割引券を使わなかったこと。
2千円近い鑑賞って・・・その価値がある内容にしてくれればいいのに・・・。
　
以上。