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Uri Avner傑作選(1)

The Problemist 2014年9月号を読んでいると、Uri AvnerについてJohn Riceが書いた記事があったので、青のKKさんのブログと同じ要領で纏めてみようと思う。翻訳のレベルが低いのはお許しいただきたい。
なお、※に続く文章は私による補足である。

The legacy of Uri Avner (1941-2014) - A personal selection by John Rice


(1) Uri Avner
4th Honorable Mention Probleemblad 1955

#2

1955年、14歳のイスラエル人の作家は(1)の2手メイトでチェスプロブレムの世界へ参入した。本作は後年、FIDE ALBUM 1945-55に収録されている。
テーマはset playと本手順でのRukhlisだ。

1...Rxe4/Bxe4
2.Qg5/c4#

1.Re1! (2.Sf7#)
1...Rxe4/Bxe4/Rxd6/Sxd6/Kxd6
2.Sc4/Rd5/Qg5/c4/e5#

Uri Avnerはその後、イスラエルで最も成功した作家の一人となっただけでなく、FIDE常任委員会のイスラエル代表として、また世界各地の会合に定期的に参加するなど、チェスプロブレムの偉大な大使となった。最近では、PCCC会長として同団体が現在のWFCCに移行するのを監督した。

※Rukhlisとは以下のようなパターンのこと。

1.X?
1...a/b
2.A/B#

1.Y!
1...a/b/c/d
2.C/D/A/B#

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