Uri Avner傑作選(4)

(6) Uri Avner
1st Prize The Problemist 1980

S#4

Uriは、The Problemist誌に最高の作品(特にセルフメイト)を頻繁に送ってくれており、我々は幸運である。(6)は見事1位を獲得した。

1.Ka5 zz 
1...Kc4 2.Rdxd4+(A) Sxd4 3.Se3+(B) Bxe3+ 4.Qb5+ Qxb5#
1...S~ 2.Se3+(B) Bxe3 3.Qb7+(C) Kc4+ 4.Qb5+
1...B~ 2.Qb7+(C)  Kc4 3.Rdxd4+(A) Sxd4+ 4.Qb5+

白の2手目、3手目のサイクルは(特にマケドニアのスペシャリスト、Zivko Janevskiによって)、近年よく利用されているパターンである。
(1...Se7 2.fxe7, and 1...Be3,f6 2.Se3+ etc.)

(7) Uri Avner
1st Prize Mat 1979

#2

筆者を含む数人の作家は、Dreiliniensperre(3ラインの閉鎖)をベースに、ディフェンスとメイトのサイクルが異なる形でシフトする2手メイトを創作している。(7)は、このテーマに対するUriの回答である。

1.Sf6? (2.Rf5#)
1...Se6/Qa5 (x/y)
2.Se5/Sd4# (A/B)
but 1...Bh6! (z)

1.Sde7? (2.Rf5#)
1...Qa5/Bh6 (y/z)
2.Bxe4/Se5# (C/A)
but 1...Se6! (x)

1.Sdb4! (2.Rf5#)
1...Bh6/Se6/Qa5 (z/x/y)
2.Sd4/Bxe4/Qd1# (B/C/D)