つみき書店に発表した自作まとめ4
詰将棋創作チョー入門・第2回3手詰祭
(課題:角を捨てる3手詰)
○初手24角の紛れにおける連続合がテーマ。
風みどり(解説):初手24角という恐ろしい罠を仕掛けて3手詰なのに誤解者を生み出した。(後略)
keima82:2手目47玉に対する56銀がなかなか見えませんでした。
占魚亭:受方龍を2筋から移動させてピンを解除。47玉は56銀まで。
negitarou:初手は「24角打」が第一感。それだと、35桂合、同角、46歩合・・・ で詰まないんですね。
☆変化紛れを用いてその手数以上の表現をするのは、超短編を作品にする上での基本手段。
☆10作中で唯一、納得の行く出来になった。
詰将棋創作チョー入門・第2回3手詰祭
(課題:角を捨てる3手詰)
○front pieceが通る道を邪魔駒が塞いでいる。
風みどり(担当):両王手が可能な初形が秀逸です。素直に76馬と両王手すると69玉で87馬と追っても同龍で終了。それなら初手で87馬としたら57合駒なら67馬、59玉、68馬で詰みますが、56歩合と中合されて同飛成に57金合でまいります。三手詰は変化を沢山創るだけでなく、このように紛れで解答者の満足感を高めることもできるのですね。(中略)
配置も美しく(余詰防ぎの働きしかしないなどの非効率な駒がない)傑作です。「邪魔駒ものはいかに邪魔駒に見せないかが胆」という短評を思い出しました。
☆67馬はヒモ無しの捨駒にしたかったが、87馬の紛れで合駒が2回出てくるので、まあいいかとなった。
詰将棋創作チョー入門・第2回3手詰祭
(課題:角を捨てる3手詰)
○half-batteryの開き方4択問題。
風みどり(担当):56馬・58角のいずれかが邪魔駒になっているという面白い局面。どちらかがいなくなれば残った角ないしは馬で両王手をかけて詰みます。ではどちらの駒を左右どちらに捨てれば良いかという四択になっています。
☆2手目53玉に対する最終手を限定すべきなのか(つまり、飛を置くべきか)ちょっと悩んだ。
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