喧嘩両成敗以前に、イスラエルとパレスチナの問題を理解しよう

パレスチナ武装勢力13団体ほどが連携し、今回行われたイスラエルへの攻撃は容認できるものではない。

その前の段階で行われた、今年8月のガザ地区へのイスラエルの攻撃も許されるものではない。

これで、両成敗な訳です。

つまり、最初に攻撃してる内容、今年8月までに230人以上のパレスチナ人の死者を出してる事も今回のテロ問題の根本にあるということ。

こちらは、テロが起きた事を元イスラエル軍の下士官兵だったの女性が語ってる。

24時間監視体制のイスラエルで、鳥などの進入でも私が寝てる時でも起こし判断を仰いで出動していたと語り、2014年の大規模侵攻の際の話を持ち出してる。

アヴィ・プリモヴィ、元フランス駐在大使の言葉から

元イスラエル外務省報道官、アヴィ・プリモヴィ氏は次のように述べています。
「当時ファタハに対する影響力を生み出すためにハマスを創設したのは我々だ。」
「そして、私たちはそれがファタハと争う祈りの組織になるだろうと考えました。」
「それがどうなるかは予想できませんでしたが、これは私たちの創造物です。」
「それではガザを征服し、ハマスを破壊してください。
その代償は何でしょうか?」

という言葉を残してる。

1987年にファタハ内の別の組織を支援してファタハを分断する事で、ガザ地区と西岸地区の両方で、パレスチナの行政権の主権を争わせる企てを行なった結果が、ガザ地区を含むパレスチナ武装勢力を生み出す結果に至った。

ハマスだけではなく、武装組織が分裂して過激派と穏健派に分かれてる事も分かっている。

イスラエルも認めてるように、元々ハマスは、イスラエルの政治的な意図で利用する目的で作られた政治組織であるということ。

ハマスの軍事部門のトップが何度も殺されてるけど、結局は違う武装勢力が次々に発生する。

テロ後に、東エルサレムでパレスチナ人とイスラエル治安部隊の間で激しい衝突が勃発...

ガザ地区だけではなく、西岸地区の方でも治安部隊との衝突が起きてる。

元々は、7月のコーランの際にイスラエル側の治安部隊がゴム弾や発煙弾を撃ち込んで、宗教儀式を妨害した事で暴動が起き、その際に一般民衆を実弾で殺してることも騒動のキッカケになってる。

10月 7日に至るまでに、イスラエル側の弾圧が強まっていた事が分かっている。

昨年も弾圧があり、10,000人以上が負傷し 146人が死亡してる。
(内、44人が子ども)

今回のイスラエル領内で誘拐した子ども達を殺したテロ事件の原因とみられる。

「目には目を…」という教義に従い、報復を行なう事を知っていながら、イスラエル政府が続けるパレスチナ住民への弾圧により、イスラエルの一般市民がパレスチナ武装勢力とイスラエル政府の双方に恐怖を覚えている。

どちらも同じ過激派集団である事が、この問題の一番の問題だと当事者のイスラエル人達が言ってる。

対象が非常に繊細で複雑な場合、それを利用することなく、出来事の正確な認識を養うことは可能でしょうか?

さて、ジャン=ドミニク・ミシェルは、あらゆるリスクを伴うにもかかわらず、そこへ冒険を挑んでいるのです!

ジャン=ドミニク・ミシェル: 「ハマスとネタニヤフ、同じ戦いだ!」 「それらは同じ醜いコインの裏表です。」
「ネタニヤフ首相はハマスを利用しており、ハマスもネタニヤフ首相を利用して憎しみと死と荒廃を植え付けている。」
「ここでもここでも、住民を熱狂させることによって。」
「毒を飲むか、解毒剤を飲むか?!」

この内容の意味は、ハマスもイスラエルも同じムジナで、イスラエルが資金を提供してハマスを利用し、ハマスもイスラエルにお金を貰いながらガザ地区の人々を犠牲にし憎しみを煽り、自分達の思想に利用してるという意味。

こちらは、ワシントンで起きたイスラエルとパレスチナ双方の民衆同士のデモでの争い。

フランスでは中立に物事を見る人が多いので、フランス人から見た目線で紹介してみた。

速報: バイデン氏が国民に向けて演説 | 「我々は引き続きイランの責任を追及していく」

-私はパレスチナ自治政府大統領に、ワシントンがパレスチナ人の自決権に引き続きコミットしていることを伝えた。
- 罪のないパレスチナ人の人間性を無視することはできない。
- イランはハマスだけでなくウクライナでもロシアを支援しており、我々は今後もその責任を追及していく。
-私は、イスラエルを含む重要なパートナーの支援を得て、国家安全保障のニーズに資金を提供するための緊急要請を議会に送ります。
- イスラエルへの攻撃はウクライナでの残虐行為に似ている。
- 私たちはアイアン・ドームがイスラエル上空の警備を継続できるようにします。
-私たちは、イスラエルがこれまで以上に強力であることを地域内の他の敵対勢力に確実に知らせるつもりです。
-ハマスとプーチンは近隣の民主主義を殲滅したいという願望によって団結している - ネタニヤフ首相と戦争法に従って行動することについて話し合った。
-これは民間人を保護することを意味する イスラエルとウクライナの成功を確実にすることは、米国の国家安全保障にとって不可欠である。
-我々は引き続きイランの責任を追及していく ・イスラエルとウクライナを支援することで、今後何世代にもわたる米国の安全保障が強化される。
- イスラエルの指導者たちとの話し合いの中で、人道援助物資の最初の輸送について合意に達することができました。
- ガザの人々は食料、水、医薬品を緊急に必要としています - 私たちは、イスラム教徒、ユダヤ人、その他の誰に対するものであろうと、米国におけるあらゆる憎悪の表明を拒否します。
- 私たちは二国家解決を放棄することはできず、イスラエル人とパレスチナ人は安全、尊厳、平和の中で生きる権利がある。
- 私たちには内部の違いがあるが、それを克服しなければならず、ハマスのようなテロリストに勝利をもたらすことはできない。

トランプ氏の煽りに対し、政治的に「イラン」という固有名詞を持ち出し責任転嫁を図るバイデン大統領。

軍事衝突の理由付けを行ない、イランへの攻撃を容認する演説を行なっている。(国連での拒否権の発動が、イランへの攻撃を行なう為の口実)

今回のテロに、イランが関わっている事実はない。

何故なら、相当な時間を要して 5,000発のロケット弾を組み立て製造し、トンネルを掘って通路を築き、パラグライダーで空を飛ぶ訓練まで受けてる。

このように、砂糖を溶かして科学肥料を使い、農業で使う肥料でミサイルの推進剤を製造してる。

ロケットの胴体は、水道管を利用してる。

「PROPELLANT」は、推進剤(ロケットの個体燃料)の事です。

バカじゃないって事だよね。

パレスチナ武装勢力側は、憎しみだけが募って復習心に燃え、一矢報いる事だけに注視してイスラエル政府を敵視してる。

ハマスは、これらの民衆を扇動し政治的に利用してるということ。

イスラエル側も汚職体質の議員達が逮捕され、一度は逮捕され失脚したネタニヤフを法を変えてでも復活させるという、司法を政府が牛耳る特措法を以って政権を維持している。
※ 三権分立のない独裁政権。

今回は、その安全である筈の進撃の巨人のような壁の体制を破壊され、大規模な攻撃を受けた事で政権批判が強まり、強硬派の極右勢力が今後の力を失うか信用を失墜することが懸念されている。

今もファシスト政権であり独裁制になりつつある体制が、イスラエル内部の声からも分かるように、ハマスを作り上げたのは我々だという発言からも分かるように、パレスチナ自治政府分断の政治利用目的で作ったハマスが、化け物に化けた責任はイスラエル政府にある事を示唆してる。

Rabbi が主張するように、争いの火種を作っているのはシオニストであり、我々ユダヤ人ではないという言葉。

シオニスト(イスラエル建国主義者)達を糾弾する声は多い。

イスラエルの中にも、現行のイスラエル政府を快く思わない人達が大勢いることを理解しよう。

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