トロイダルプロペラを水力発電に活用する

流体は流速を遅くする事で圧が得られる。

川の水流の流れは遅く、通常は川の流れでは水圧を得られず、発電する事が難しいと考えられていた。

この装置は小型で、毎時250w/hを得られる優れモノの水力発電装置。

河川ごとの水流によって、スクリューの形状を変えて対応する事で更に大きな出力を得られる装置になる。

こちらは今流行のトロイダルプロペラと呼ばれる、一般のスクリューと抵抗損失は同じなのに、より多くの力を発揮するプロペラになる。

より速い回転を得られる。

良く見ると分かるけど、スクリュー式のネジのように交差する部位がねじ山を削ったような形状となっている。

水力発電装置のディフューザー部位の形状と内部の流速を変える部分をもっと膨らませると、より効果的な水圧を得ることが可能となり、発電効率も100w/h程度は向上すると思われる。

50%多くの発電効率を上げる為に創意工夫をすることで、新しく技術が刷新される。

既存の技術を活かして、その技術を他の分野に対し、汎用性をどこまで広げることができるのか、応用力を問われる部分だったりする。


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