ブルーシーとオウマガトキ、同じ心霊ジャンルでも、人気の違いは…

今年の7月に Tiktok に上げたポルターガイスト現象で有名になったブルーシーという YouTuber と、昨年 6月から動画配信を行ってるオウマガトキの裏通りを比較してみると、動画自体は、逢魔時オウマガトキの裏通りの方が作品のレベルは断然高い。

だけど、実際に心霊現象のようなものが見れるブルーシーの方が、再生数では圧倒的に勝っている。

ハッキリ言って、逢魔時オウマガトキの裏通りの方でも、ラップ音の鳴る現象や、いきなり物が倒れてくるような物理的な物体移動の現象が起きていたりする。

むしろ、オウマガトキの方が、ヤラセ臭さはブルーシーよりも少ない。

実際の心霊スポットに潜入してるので、許可を得てない場合、建造物侵入の容疑で逮捕されても文句の言えないような動画を撮影してる。

事故物件の内容にしても、取り壊し前の物件に潜入して、怪現象が起きる建物を撮影したり、実際に、玄関ドアで首吊り自殺のあった部屋に入って、現場を撮影したり、仕事の後に事故物件の撮影をするなど、ブルーシーよりも真面な活動を行っていたりする。

動画の再生数で比較するとオウマガトキは、51本の動画で、月収 60万円くらいの収益を得てる。

ブルーシーの方は、圧倒的にアドセンス収益が多く、動画の収益よりも広告収益の方がかなり多い。

動画のアップロード数も 315本と多く、YouTube 動画の収益だけでも、月収 90万円ほどが得られている。

BAD遠藤?風の動画を本当のように演出した方が、YouTube の再生数は得られるという事だよね。

BAD遠藤との違いは、演者が映像に出演してるかどうかの違いだけなんだよね。

心霊現象を肯定する人達からすれば、真実のように思えるんだろうし、ブルーシーのように、シャワーのトリックで、一回目は蛇口を捻る音がして、二回目以降は、直接シャワーだけが噴き出すという、演出をやったのがマズかったよね。

下の動画を見て貰うと分かるけど、トイレのドアが一瞬ズレるんだよね。

つまり、ドアが動いてる事を知らずに、おそらく編集者が中で映った人の影に気を取られて、映像をカットしてるんだよね。

つまり上のシャワーが出る際の音と比べると分かるんだけど、最初にアップされた動画のシャワーが出る時の音は、蛇口がひねられた音がしてる事からも分かるように、誰かが風呂場の中にいて、蛇口を捻ってるんだよね。

連続してるシーンを撮影してる映像なのに、どうしてカットする必要性があったのか?

本来なら、お風呂の入り口だけをフリーズフレームを活用して、枠内の部分だけを上手に編集すれば良いのに、編集も下手なので、ドアのフレームが飛ぶという雑な編集になってる。

要はね、映像の編集加工のテクニックで、この手の映像は幾らでも作れるんですよ。

下の動画以降のシャワーが出るシーンでは、蛇口を捻る音がしなくなるので、元栓を使ったトリックが使われています。

例えば、フリーズフレームを使うと、映像の部位を切り抜いて加工ができるので、蛇口を捻る音がしても問題なく処理が可能なんだよね。

フリーズフレームとインビジブルトランジションの活用方法で、ブルーシー程度のイカサマ編集は幾らでも作れるという事です。

Hato が良くやってるテクニックは、音声を重ね合わせるテクニックですね。

これは、一番簡単で、最初に、実際にピコピコハンマーで殴った時の音と階段を上る時の足音に、転げ落ちる音を別撮りして、マイクが同じ位置にある時に録音する事で、ドップラー効果を出さずに実際に聞こえる音が発生してるように思わせる空耳効果の演出です。

あとは、ピコピコハンマーで実際に幽霊に触れたように感じさせる演技が必要で、ハンマーが空を切ると意味がないので、少し寸止めする事で、実際にハンマーが当たった感じを演出するだけです。

オウマガトキの場合は、隠れスタッフが居て、物を引き倒す裏方とかが居ないと出来ないので、こちらは、大道具のスタッフさん達が居ないと出来ない技ですね。

ブルーシーとかの方が、小手先のテクニックで行ってる映像の編集と、言葉を巧みに使った話術でしかないので、信じるか信じないかは、あなた次第って事でしょうかね。

これを実際に映像を作って演出すれば、ブルーシーを考察みたいな動画で揚げ足を取るよりも、やっぱりトリックか… で、終わる話なんだけどね。

少し演出方法を勉強して、音声の使い方と映像の編集テクニックを学べば、こうしたトリック映像は、簡単に作れるようになります。

フリーズフレームとマスキングの方法をマスターすれば、かなりのインチキ動画が作れますよ。

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