スナックSUO(スオ)のママ

生きていると、いろいろなことがありますね。 家族をはじめ、人との関わりを残しておこうと…

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生きていると、いろいろなことがありますね。 家族をはじめ、人との関わりを残しておこうと思って書き始めました。 スナックのママになりたいけれど、夜は弱いのでnoteでスナック開店。 noteは初心者でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

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開店 ~書くと心が整う~ 

生きているといろいろなことがありますね。 楽しいこともあるのに、 つらいことにフォーカスしがちです。 結婚するときに牧師さんが言ってくれるアレです。 「病めるときも、健やかなるときも~」 人生とはなんだか「病めるとき」ばかりのような気がしてしまいます。 絶望とか悔しさとか衝撃とか。 人生の折り返し地点は過ぎたので、 負に陥ってしまいそうな感情は ひととおり知ったように思います。 それでも、 「本当に苦しいことは、誰にも言えない」のではないでしょうか。 私の場合は自分

    • 私は怒っている

      9月1日が過ぎると防災に意識が働きます。 もう本当に恥ずかしいことなのですが、 私は福田村事件のことを知りませんでした。 夫は戦争や歴史に関心があって、 ひとりで沖縄へ慰霊の旅に出たり、 戦争に関する映画を見たりするのですが 私はどうしても直視できず、 知ろうとしていませんでした。 福田村事件のことを尋ねてみれば、 やっぱり夫は知っていました。 私が「見たくない」「知りたくない」のは、 「怖いから」なのですが、 いい大人が…… 知っていなくてはいけないことってありますよ

      • 自分に恥ずかしくない生き方

        新聞を読む理由 私が新聞を読むのは、 女手ひとつで育ててくれた母の影響が多分にあります。 母は新聞のお料理の記事や 人生相談コーナーの回答なんかを切り取って、 冷蔵庫にペタペタ、貼り付けていた人でした。 私が結婚した30年近く前は 新聞を契約するのが当然のような感じだったと思います。 社会人として必要、みたいな? 私はアンデシュ・ハンセン先生が紙で学ぶ良さを説いているのと 老眼でスマホの画面がなんとなく疲れるのもあって、 いまだに新聞は、紙派です。 これまでの私の生

        • 不動産日記 vol.5

          私が50歳を過ぎて住み慣れた家から転居しようと思った理由には、 ・家にかける労力がこれからは衰えてくる ・子どもたちに迷惑をかけたくない ・母が妹と同居することになって私の手が必要なくなった その他に…… 理由としての順位は高くありませんでしたが 実父の存在がありました。 実父は東京近郊に住んでおり、 ちょうど私が転居しようと考え始めた前後に 私を自分の緊急連絡先にしてもらえないか、と打診がありました。 実父は母や私たち姉妹のもとを去って、 新しい家族を迎えた人。 二

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          秋の風物詩

          4年ぶりにあの声が帰ってきました。 近くの中学校から聞こえる体育祭練習の声です。 じりじりと容赦なく照り付けた太陽さんとはさよなら。 これからはふんわりと金木犀が香って からっとした風がグラウンドにそそぎます。 体育祭に、ふさわしい季節です。 私は毎年、この季節を楽しみにしています。 赤や白のハチマキをした中学生が 拍子を刻んだ太鼓の音に合わせて踊ります。 競技が始まれば、 子どもたちが選んだであろう話題の曲が流れて、 放送部員が「紅組も白組もがんばってください!」と

          不動産日記 vol.4

          空の巣症候群?! 本来ならば、自分のためだけに自由に時間が使えるようになり 喜ぶべきときなのだろうと思います。 それでもなぜだか、それに気持ちが追い付きません。 同じく子どもが巣立った友達は、待ってましたと言わんばかりに、 「私たちはようやく自由なんだよ!」と、 うらやましいくらいニコニコ顔です。 長女は一般的な学生さんより 少し長く学生生活を送っていたので、 いつ卒業となるのか、予測がつかなかったことも 気持ちが追い付かないひとつの要因である気がします。 急に長女が

          不動産日記 vol.3(2)

          属さない生き方 結婚して、もう30年近くが経とうとしています。 私という人間は、どこに属しているのでしょうか。 この春に母と妹が同居することになり、 そのことで、私はその家族というカタチの中には 存在しなくなったように感じました。 私は夫と結婚し、 夫や娘と新しい家族を形成していたわけですから、 私にとっては、そこが本当の?所属チームだったであろうに、 なんだか心に穴があいたような気持ちでした。 こんなことを言うと とても母や妹が大好きで、 夫よりも信頼していたよう

          いろんな道

          決まった時間にウチの前を通って、仕事に行くママ友がいる。 コロナ禍になって、マスクはしているけれど 誰だか分かる。Mちゃんのママだ。 Mちゃんのママは、私と目が合わないようにしているのが分かる。 私は察してしまう方だ。 「鈍感力」という言葉があるけれど、 私はそれが欲しいといつも思う。 Mちゃんは娘のお稽古ごとで一緒になったお嬢さん。 Mちゃんのママは、いつも一生懸命で Mちゃんにとって良い結果が出るように応援していた。 Mちゃんは高校生になると、 友達と合わなくなり

          月曜日の朝

          暑い暑い7月最後の月曜日。 いつもの通り、車で夫を駅まで送りました。 「今日も気をつけて」と彼を送り出すと、 勢いよく走る自転車が車の脇を通りすがりました。 最寄り駅には、直結の保育園があります。 そこにお母さんがお子様を送るようです。 お子様の顔には表情がなく、 のっぺらぼうのように見えてしまいました。 自分もそんなときを通り過ぎたけれど、 もうやり直せないから、 働くお母さんには、 心の中でいつもエールを送っています。

          夏休み

          今から20年以上前のこと 長女がまだ1歳になるかならないかの頃、 友達のEちゃんから電話がかかってきました。 息子さんが亡くなったとのことでした。 夏休みを利用して、旦那様とEちゃんと子ども3人で 川のあるキャンプ場に行ったんだそうです。 川沿いにシートを敷いて、 水遊びを楽しんでいたのだけれど、 3人の子どもたちは上から小学校4年生、2年生、幼稚園児で みんな元気元気。 Eちゃんは 「幼稚園児の息子さんから目を離さないようにしていた」と 言っていました。 旦那様は

          それを特徴ととらえたら楽になりました

          青天の霹靂 母とのかかわりをずっと「難しい」と思っていました。 子どもの頃は、いつも 「この人を怒らせないようにするにはどうしたら良いか」と 考えながら過ごしていました。 少し成長して思春期に入ると、 「母のほうが絶対に間違っている」と感じることが多くなり、 私は母に反発しながら過ごしました。 この頃の私は母を「怒らせないようする気持ち」より 「怒りたい気持ち」が勝っていました。 母は私だけでなく、周りの人を怒らせてしまう人でした。 この頃、父は母と関係が上手くいか

          それを特徴ととらえたら楽になりました

          不動産日記 vol.3

          物件探し 今は本当に便利です。 インターネットというものが普及しているからです。 検索サイトで物件検索すれば、 沿線やエリアごとの物件情報が見つかりますし、 YouTubeではYouTuberさんが 知りたいエリアの情報をまるでそこへ行って歩いたかのように 案内してくれます。 不動産屋さんもYouTube発信していて、 「物件探しはこんなところに気をつけて!」と、 こと細かに教えてくれます。 ぜ~んぶタダで教えてもらえるなんて、なんと素晴らしいことでしょう。 時代遅

          不動産日記 vol.2

          報い 私には引っ越しをするにあたり、相談しなければならない人がいました。 近くに住む母と妹です。 私の父は私が中学生の頃には、 母と上手くいかず家を出ていたので、 これまで私と母と妹は3人で、力を合わせて暮らしてきました。 私が18歳で大学に行くため、家を出たときは 妹は母と二人になってしまい、苦労したようです。 母は仕事をしており、 あまり子育てが上手とは言えない人でした。 父とのことで、母は妹を気遣う余裕がなかったので、 いつも寂しかった、と大学を卒業したあと

          不動産日記 vol.1

          「この家で自分は死ぬ」と思っていました。 何の疑いもなく、一生この田舎の家に暮らすと思っていたからです。 でもこの家を売って、都内に引っ越しをすると決めました。 本当のことを言うと、50歳を過ぎて、 自分は順応できるのだろうか、と自信がありません。 自信はないのですが、 もう引っ越すと決めたのです。 少しずつそれに向かって、心を整えていかなければと思っています。 愛すべき家 私の家は、20年前に5年かけて ようやく探しあてた住宅街にある公園前の家です。 当時、子育て