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オランダでの「卵が先か、鳥が先か問題」とその解決方法、手続きの順序



オランダに移住しようとすると、最初にぶつかるのが「どの手続きから始めたらいいのか?」という問題です。これがまさに「卵が先か、鳥が先か」問題!何を先にやればいいのかがわからなくて、結局どれも進まない...ということがよくありますよね。そこで今回は、オランダでのビザ申請や行政手続きをスムーズに進めるためのコツをお伝えします。

オランダの手続きはシンプル...でも順序がカギ!


オランダの行政手続きはオンラインでできることが多く、一見すると簡単に見えます。しかも基本的にもどの窓口でも英語が通じる。でも、初めての人には「どの順番で進めればいいの?」という問題がよく起こります。特にビザ申請や住民登録、銀行口座の開設などが絡んでくると、何を先にやるべきかがわかりにくいんですよね。

「卵が先か、鳥が先か問題」って何?


オランダの友人に言われた言葉、オランダに住むには「卵が先か、鳥が先か問題」が発生するとのこと。要するに何から手続きを始めるべきかがわからない状況のこと。例えば、「ビザがないと住民登録ができないけど、住民登録がないとビザが取れない?」みたいな矛盾にぶつかるわけです。これじゃ、どこから手をつけていいのかわからなくなりますよね。

まずは何から始める?


さて、じゃあ何から始めればいいのか?
私は下記のステップをお勧めします。

1. **オランダの電話番号をゲット!**  
まずは現地の電話番号を手に入れましょう。これがないと、IND(移民局)や市役所とのやりとりが大変です。スマホのSIMカードを現地で購入するのが手っ取り早いです。私はSimyoにてE-Simのプリペイドを購入しました。

2. **RNI登録をしよう(非居住者登録)**  
次に、RNI登録をしてBSN(市民サービス番号)を取得します。これはオランダに4ヶ月以上滞在しない場合の登録方法ですが、実は最初の一歩としておすすめです。市役所で簡単にできて、この番号がないと次のステップに進めません。

3. **DigIDの取得**  
BSNが手に入ったら、次はDigID(デジタルID)をゲットします。これがあれば、ほとんどの行政手続きがオンラインでできるようになります。これは非常に便利!

4. **銀行口座の開設**  
オランダでの生活には銀行口座が必要不可欠です。家賃の支払いや給与の受け取り、光熱費の支払いなどに使います。N26や他のオンラインバンクがおすすめです。RNI登録とDigIDがあれば、口座開設もスムーズです。

5. **各種ビザの申請**  
最後に、ビザを申請します。これが完了すれば、正式なEndorsement Stickerや滞在許可を得られます。

⭐️住民登録は後回しでもOK!
住民登録は、もちろん早くできるに越したことはないですが、競争の激しいオランダの住宅事情の中で、ビザ無し、Sticker無しにて家を探すのは至難の業です。個人的にはスティッカーを入手した後が、一番ベストなタイミングかと思います。
多くの人が、「住民登録は早めにやらなきゃいけない」と思いがちですが、実はそうでもありません。4ヶ月以上の滞在が確定してから行えばOKです。それまではRNI登録で十分なので、急がずに準備を整えていきましょう。Stickerを入手してから、本気を出して住宅探しに取り組みましょう。

この手続きの順番を進める理由

この順番で手続きをお勧めする理由は、各手続きが相互に関連しているからです。例えば、銀行口座を開設するにはRNIとDigIDが必要ですし、「Verification Against EU law」の申請には、銀行口座情報やBSNが必要となります。

まとめ


オランダでの手続きは、最初に何から始めるかが大事です。この「卵が先か、鳥が先か」問題に対処するためには、まず電話番号、次にRNI登録、そしてDigIDと銀行口座を整え、その後に「Verification Against EU law」を申請する、という順番で進めるのがベストです。ぜひ、このガイドを参考にして、オランダでの手続きをスムーズに進めてくださいね!

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