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僕の心のヤバイやつ Karte.140『僕らはよくない人間たち』感想など

なかなか更新できず…Karte.141まで公開後の感想投稿です。
なのでちょびっと端折ります。

◆Karte.140

結構大事な話をしているのに全然話を聞いていなくてイッチとのキスに夢中な山田。
笑ってしまう。
コミュニケーション上では山田がよくないが、これは山田に「ごめん」を言わせないという目標達成のために咄嗟に唇を塞ぐという強行策を用いたイッチも、後の展開を想像できておらず、しかもそのまま大事な話を続けることがよくない。
これがタイトル「よくない人間たち」の意味か。

今回、一見尊いまとまり方をしているが、こういう微妙に意図が伝わっていなさそうなシーンがこの二人の間にはしばしば見られる(鍋食べた時の会話、保健室で萌子に一緒に勉強してほしいと告げる場面等)。
言葉が足りなかったり端折りすぎているイッチが山田の不安を煽っているパターンが多い。
一方で山田視点の心理描写は行われないため、伝わっているんだか伝わっていないんだか、読者目線でも冷や冷やしながら読むことになる。
毎回綱渡り的にイッチが正解の選択肢を選んで成立させるのを楽しみにしており、このまま順調に進んでビターなエンドにならないことを祈っている。

◆次回チラ見せ

◆次回予告(のりお)

今回お休み。
前日にアニメが最終回間近。
修学旅行の1日目の夜……チンポバトルがトレンド入りしてのりおはそれどころじゃなかったということかと。

◆次回予告(公式)

◆アニメ2期について

そうこうしているうちに僕ヤバアニメ2期は完結に至りました。
大方の予想通り、8巻の終わりまでの映像化で終了。
まるで当初からここを着地にするつもりで話を進めていたかのようなまとまり方です。

概ね言うことのない素晴らしいアニメ化であったと同時に、却って漫画の表現の面白みにも気づく機会にもなりました。
何度も何度も読み返して細かい意味合いを読み取るのが楽しい作品なので、アニメでこの作品に出会った方は、是非漫画を読み込んで深みにはまり込んでみるのも良いのではと思います。
インプットして脳内で自分の間を作ることができるのは、漫画や小説というメディアの利点だと思うので。

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