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僕の心のヤバイやつ Karte.133『僕は板挟み』感想など

◆Karte.133

ゴムを持ち込んだ犯人捜しをしたがる山田。
そのための萌子への探りを入れるための前置きのつもりで発したと思われる「女子として尊敬してる」が、まさかの火種となります。

正直言って山田の行動は勉強の邪魔でしかなかった。
萌子が正しい、正しいが、それ故の言葉の威力があります。
山田は返す刀もございませんが、ここで山田が過去のイッチに対する萌子の態度とか持ち出してしまうのが、いかにも筋違いな女性同士の喧嘩という感じです(誤解を恐れず)。
萌子もそこに結構感情的に反論していきヒートアップ。
イッチはこういう時に無力な板挟み男と化する。

正直まだゴムで引っ張るのかあと思っていたところにこの劇薬。
素晴らしい緩急ですね。

結構初期から記載されていたイッチと萌子の微妙な距離感も、このシーンに至らしめるための丁寧な仕込みだっと捉えられます。
あまり萌子からイッチへの恋愛感情の描写は見られないので、ここから本格的に三角関係に発展するとは考えにくい。
どちらかというと山田の成長と、それに対しイッチがどのように見守り・支えていくのか、という点がポイントでしょうか。

◆次回チラ見せ

萌子は以前からもやっとした部分あったということよね。

◆次回予告(のりお)

イッチの手を借りない山田。
意外とクレバーで、この辺りは成長というか強くなろうとする山田を感じますね。

◆次回予告(公式)

おねえはやっぱ色恋沙汰は無理か。
人のことだったら上手く捌けそうにも見えるのだが……。


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