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読書日記 ~行動経済学の死~ AIに他人の行動を予測できるか聞いてみた

AIに聞いてみた

ねぇAIくん
人々の行動を推測することはできる。批判的な意見と肯定的な意見を聞かせて

ChenChangさんは、人々の行動を推測することはある程度可能だと提唱しています。彼は行動経済学や習慣の力を理解することで、人々の決定や行動が形成される環境や意識・無意識の影響に注目し、それを分析することで行動の予測が可能になると主張しています。しかし同時に、個人の暗黙の意図や情境など多数の要素によって行動が決定されるため、完全に正確な予測は難しいとも述べています。私自身もこの見解に同意します。人々の行動は多様で複雑であるため、正確な予測は不可能ですが、行動の傾向を理解することは有益です。

by AI

以下はジョンソン・フレハ氏の記事や周辺に対する感想です。

こちらの記事も読みました。


ジョンソン・フレハ氏やダイヤモンド・オンラインさんの記事を読みました。

行動経済学とは

行動経済学とは、経済学のモデル理論に心理学的に観測された事実を取り入れていく研究手法です。(wiki引用)
古典経済学(ケインズ以前)は経済主体としての個人の意思決定はその利益の最大化問題であると考えられていましたが、行動経済学ではそこに人間特有の心理的な問題が影響すると考えます。

例えば、損失回避性があります。損失回避性とは

人は得をするよりも損失を回避する方を優先してしまう

ということを表しています。心理面での心の揺れ動きはとても理解できますね。 行動経済学では損失回避性について再現実験を行い、それが経済全体に与える影響のモデル化を行いました。(プロスペクト理論)

行動経済学の死

行動経済学の問題は、信憑性の薄さです。

行動経済学の実験はサンプル数が少なく、再現性が薄いケースが多く実際の効果は実験内で言及されているほど高くありません。
つまり、私たちは普段の生活でそんなに行動経済学を意識しなくても良いということです。
例えばテクノロジーの現場において、行動経済学で言及されているような心理学的な効果を参考にすることはあまりクレバーではないかもしれません。

上で紹介した損失回避性というのは、
その損失が非常に大きいときには過大評価されるが、損失が小さいときには過大評価されないことが主張されています。

損失回避は自分の身を滅ぼす恐れがあるほど大きな損失に対する効果と言えます。

行動経済学は心理学と経済学の融合です。 
心理学の融合により経済学への影響に高い説明性が付与されました。説明性が高い場合に、人間はその効果を高く見積もるというバイアスはあるかと思います 。 直感との整合性がある場合には、それはとても記憶に残ります。

しかし、心理学を人々の意思決定に適用するのは思ったよりも難しいのかもしれません。。。


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