退職するし自分語りするか!
というわけで明日いよいよ退社する。
流石にドキドキしてきた。
34歳はじめての転職(字面キツめ)
…活動はほぼしていないが。
普通に高卒なので学校にきた求人を見て応募するが、当時進路指導の先生がおすすめしてくれた会社だった。放送で呼び出されて「ついさっきリーゼントの営業の人が持ってきたんだけどね、あなたに合ってそうなのよ、前例(先輩)はいないけどね。」で始まって「ええ…」となったのも覚えている。なお、リーゼントの営業の人は定年退職してしまったが来月飲む。なお、今は髪少ない。
面接の内容はもちろん、出された昼食がカラフルな麩の煮しめなど入っていて豪華だったのも、試験で書く論文に詰まって半泣きになり総務に励まされたのも覚えている。とても一所懸命なJKだった。感心しちゃうね。あと今より13kg痩せてた。 え?
高校の部活(吹奏楽部)で本当に女というものにうんざりしていたから業界的に女の少ないIT企業に就職したのに、最初に配属された部署のリーダーがポ〇モンのムサシの雰囲気と髪色で且つメンバーも女だらけで「終わった」と思った。しかし彼女は最高の先輩だった。この人とも来月飲む。えへへ。かと思えばずっとPCの前で付箋に「〇ね」を書きまくる派遣の女もいたけど…。結局そこのリーダーを6年くらいやったが色々ありすぎた。割愛。
2つ目の配属先はスキルアップのための異動。ほぼコロナ禍・ほぼフルリモートだったが、楽しくも難しい仕事に挑戦できた。先輩はみんな昔バンダナしていたであろうオタクばかりだったのでこれも楽しかった。永遠にネットミームでSlackしてた。自信がなくてネガティブなことを上司に言うとその上司がパパになるのでこれも大変助かった。お客さんが外資系だったので、いい意味でさっぱりしているところも好きだった。個人で賞もいただいてうれしかった。
最後の配属先は自身の単価アップのため修行的に異動した。しかし日本の会社の悪しき部分を煮詰めたような現場だった。2日目の休憩中にビルの外に出て、パパ上司に「もう戻りたいです多分無理。」と静かに電話するくらいには私にはダメだった。
島ごとに別の会社が入っていて「全員敵」という雰囲気。あの感じを表現するなら「周りに聞こえるように嫌味を言い続ける人が常にいる」とか「そのトラップを踏め!(ダンマリ)……ホホーw踏んだww」とかそんな感じである。修行ってこれ?
お客さんはギリッギリのカッツカツで人を動かすことに執心しており、マスタースケジュールは全消しできそうなテトリスになっていた。そこに別の作業を3日前、酷い場合当日に差し込んできたりするので、ずっと ①突発的な作業の準備 ②既存の作業のための準備 ③本番作業 ④トラブル対応 を繰り返していた。さらに思いつきの改善や過去の尻拭いが入ってきて、何がそのタイミングでの正解なのか担当者しか理解できなくなる。
先輩は「そんなスケジュールではできない」と戦ってくれることもあったが、上記③をつつがなくするには①をしなくてはいけないことが多く、その度に狂いながらシフトを調整していた。その後釜の私であったが、先輩が手一杯で「これ見て。ここをこう変えるからその手順作って。とりあえず…。」という感じだったので心を無に作業していた。
結果切り出された情報のみ参照した資料を作成してしまっているわけで、後からお客さんに過不足を指摘されて差し戻される+怒られることがままあり、モチベーションが生まれるわけもなかった。
去年の12月だかに「辞めたい」と伝えて宥められ、もう1回頑張ってみたが環境は何も変わらないのだから私の気の持ちようだけではそりゃ無理だろ!と今は自分を棚上げしている。
現場ガチャに外れただけで、社員は優しい人ばかりだった。退社しても社員とは遊んだりするので、ちゃんときれいに終わらないといけない。けじめをしっかり。飛んでごめんなさいも改めて社長にちゃんと言うこと…。当たり前か。
16年と4ヶ月、よく頑張ったね。
と自分に言えることが答え。えらすぎ。
次は飛ばないでね。