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下町そぞろめぐり2023 #3 蔵前れとろま

長く使えるトタンの良さを若い人にも知ってほしい

数少なくなった蔵前の職人さんが作るバケツ、ケース、ジョーロなどのトタン製品と、猫グッズを扱う、ちょっとレトロな雑貨屋さんです。

トタンのジョーロは両国国技館で大相撲の土俵に水を撒くときに使われているジョーロを造っている蔵前の職人さんが作っています。

ジョーロの他にも同じ職人さんが一つずつ丁寧に手作りした、米びつなどに使われるケース、バケツ、桶、小物入れなども販売しています。

両国国技館の大相撲の土俵で使われているものと同じ蔵前の職人さんが作るジョーロ
さまざまな形、大きさのとたんケース。とたんは光や水に強く大切なものの保管に適しています
バケツもさまざまな大きさのものを扱っています。使ううちにいい色合いになりそう

トタンは、昔から雨風にさらされる屋根などに使われているなど、雨や光に強く、長持ちします。

店内には長年使用され、いい色合いになったトタンのバケツの蓋が見本として置かれています。トタンの蓋に守られた、蓋の裏側や本体の内側は綺麗なままです。

長年雨風にさらされ、いい色合いになったバケツの蓋

トタンのよさを若い人たちにも知ってほしい、そんな想いでトタン製品を扱っていらっしゃいます。

こちらも手作りではないですが、上にクッションがついた、物入にもなる椅子もおすすめ商品です。

物入れ・椅子にもなるバケツ

猫グッズは猫好きの店主が集めたものを販売しています。猫を大切にしたいという思いから、保護猫活動にも参加されています。

また、いらなくなった革を無駄にしたくない、という思いから、猫の形のチャームも作って販売しています。

廃棄されるはずの革で作った猫の形のチャーム
こちらも廃棄されるはずだった革を利用したキーホルダー。肉球が可愛くいろいろな色があります

長年住んだ蔵前の、人々が助け合いながら暮らしている地域の良さを大切にしながらお店を続けていらっしゃいます。

蔵前れとろまのSDGs宣言書

さまざまな活動の中から経済、社会、環境の3則面からの取組みを蔵前れとろまのSDGs宣言書として表明いただき、SDGs経営支援チームTOKYOの中小企業診断士が内容を確認いたしました。







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