ライオンコテージ

ノースサファリのライオンコテージに泊まってきたがおー!!

クラウドファンディングの時、ライオンコテージができると知った。その段階では2022年春のオープン予定とされていたので、それから待ち続けて、今年の夏のグランピング予約時にライオンコテージが出てきたときには嬉しかった。

値段はなんと、1~2人だと1人4万円から(曜日などで変動)、3人、4人だと少し安くなる。
いやー、クラウドファンディングのペア6万円を買っておけばよかったwww
勿論行きますとも!!

できたばかりで分からないことが多すぎたので、とりあえず、備忘録。

ノースサファリは幾つかのエリアに分かれている。
グランピングエリア(受付)

駐車場
シャトルバス乗り場
ロッカー

サファリ

ライオンコテージ
(ライオン舎&放飼場自体がここ)

┣フードコート━デンジャラスの森

アドベンチャー(野外アクティビティ)
※行っていない

チェックイン:グランピング受付
チェックアウト(鍵をポストに入れる):グランピング受付
サファリ入場パス返却(ポストへ):グランピング受付
なので、ライオンコテージの場合は受付から遠くて行ったり来たりだった。

コテージは階段を上って玄関。
入って2Fがリビング。トイレとキッチン付き。
そこからバルコニーに出るとBBQコンロとテーブルとハンモック。ライオン放飼場を見下ろせる。
中の階段を降りて1Fがベッドルーム。ガラスの向こうにはライオン。シャワーと洗面台もこのフロア(からちょっと上がったところ)。
1F外にもBBQスペースがあり、屋根がかかっているので雨天時のためと思われる。こちらにはハンモックではなくおしゃれに揺れる椅子があった。焚き火の準備もここにしてくれた。

通常はキャンプファイヤーの所で花火ができるらしいのだが、この場合どうすれば?と訊いたら、コテージ裏の駐車場でどうぞとバケツを用意してもらった。どうも、ライオンコテージで花火をしたのは我々が初めてのようだったが、すぐ対応してくださった。

BBQについて。
2箇所あるスペースの好きな方を使える。
チェックイン時に伝えた夕食時間に、頼んだ食材とタレや塩コショウの入ったクーラーボックス、炭セットで運んできてくれた。
※HPに調味料やアルミホイルはないと強調されているけれど、食材セットを頼めば上記調味料は用意してもらえる模様。
同時に備品説明があり、キッチンの紙皿類、キッチンバサミ、包丁などを使うよう教わる。一通りまとめてカゴに入っており、そのまま外に持ち出してOK。
セラーのワインは「ウェルカムドリンク」とのこと。他にコーヒーマシンもあった。
火起こしは、文化たきつけ(パッケージはなかったからよく分からないけれど、道産子ならそう呼ぶはず)と、黒くて丸い固形燃料があったので初心者に優しい。
単品メニューのビアチキンは焼いた状態で運んでくれた。火加減が難しいかと心配していたので助かった。

ライオンについて。
コテージから見えるのはライリーの部屋。隣のアレックスの部屋は金網越しに見える。アンジーの部屋は見えない。

展示スケジュールは
[晴天]
ライリー
9:00~11:00
15:00~17:00
アレックス
11:00~15:00
アンジー
11:00~15:00
[雨天]
アレックス&アンジー
9:00~17:00
だった。
アレックスとアンジーが交尾していたし、時間帯は今後の状況で変わりそうだなと思う。いつか、3頭同時に放飼場に出ることも期待。プライドとして成立すればあり得るのでは。

泊まったのは晴天の平日でサファリ営業が10:00~17:00だったので、ライリーは17:00頃に部屋に来て、翌日9:30過ぎに放飼場へ去っていった。
雨天だとライリーはずっと部屋にいるはずなので、もっと早くから見られるのかな。
今回は16時頃の到着だったので、ライリーの部屋は空で肉だけが置かれていた。ライリーは放飼場で、バルコニー下の方にいて死角になり、上からは見下ろせなかった。動物園にありがちな、閉園時刻が迫ると帰宅待機している状態だったのかも。
早くにチェックインすれば、バルコニーから見られたのではないか。同行者がいる場合、サファリで肉を購入して餌やり&バルコニーから撮影すれば、通常と違う構図で撮れたはず。
※コテージのバルコニーと、肉を投げ込むためのデッキは直角をなしている。

プレミアム体験オプションが付いていて、ライオンへの餌やりが1回無料でできる。
・放飼場を見下ろすデッキから肉を投げ込むタイプ
・金網越しに直接トングで肉をあげるタイプ(ダイレクトフィーディング)があり、好きな方選べた。
ダイレクトフィーディングは時間帯が決まっていて、平日だと今は午後のみ。天候が怪しくて、その時間まで滞在するか迷っていると伝えたら、ライオンコテージ滞在者は優先しますと言って、午前中に設定してもらえた。貸し切り対応でゆっくり楽しめた。

あとは細々したことメモ。
最大4名宿泊できるので、外用スリッパが4つあった。バルコニー用と、外に出る用で使い分けられて便利だった。
今考えると4人でどう泊まるんだろう。エキストラベッドを入れるのかな?
日が暮れるとLEDランタン1つでBBQはちょっと暗かった。何か持参した方がよかったな。逆に言えば、それ以外は滞在中何も不自由しなかった。
流石に山の中なので虫が多い。コテージとはいえ、油断すると…。
1Fのベッドルームはちょっと冷える。ムートンラグが2枚あって大活躍。ライリーに再接近するにはベッドと窓の隙間に立つことになるので、ラグを引っ張ってきたら快適だった。

問い合わせるほどでもないけれど疑問だったこととか、現地でなるほどと思ったことはこんなところ。始まったばかりのサービスなので、今後も変わっていくと思うけれど、次回に役立てるべく必死にメモしてみた。
後は、ザクザク感想を記録しておく。

キャンプしたことないし、BBQ用品もない。グランピングも初めてだったけれど、ライオンコテージはシャワーもトイレもあるし、タオルやドライヤーなども備え付けでVIP仕様。高いだけあって、他のコテージやテントより更に便利で助かった。
ほぼホテル。調理可能なのはウイークリーに近いかな?と思うけれど、グラスなど食器の数が凄い。
インテリア小物もライオンデザインが多くて、コンセプトルーム的とも言えるだろうか。

一番気になっていたのはどのライオンが見られるのかということ。
アレックス見られるかな?という期待はずっとしていた。
放飼場側からの写真で、ライオン舎入口が3つあることは確認していて、あとはコテージの窓がどの位置にあるのか?コテージ用の展示室があって、中の通路から行けるのか?と色々想像したり。
しかし、施工業者の投稿でライリーと書かれているし、公式画像も…ということで到着前から覚悟はしていたw
ライリーが雨を嫌がるらしいので、コテージ担当になったのかな?と推測している。
アレックス大好きなのでちょっと残念な気持ちもあるけれど、楽しすぎてガッカリする暇はなかった。

ベッドサイド一面が窓なので、見放題かつ撮り放題。
着いたときにはピカピカだった。動物園だとガラスの汚れの隙間から撮るとか、ぼかして消すとか必死になるけれど、そのストレスがないのは凄い。
しかし、ライリーがガラスをバシバシすると汚れて写真が撮りにくくなる。最初のピカピカさを思うと、毎度磨いてくれるスタッフの方は窓拭きの達人なんだろうな。よく見ると細かい傷も沢山あるので、ライオンパワーを思い知らされるね。
窓にカーテンが付いていて、ライオンを見に来たのに閉めることあるのかな?と思った。翌朝ライリーが外に出た後に作業に入ることもあるので、チェックアウトまでの間に閉めておく想定だそう。納得した。

ライオンなのでのんびりタイムが多くて、水を飲む時とか、小窓越しのアレックスとの交流シーンとか、ガラス越しにこちらにアタックしてくる時とか、動きのある時はカメラが手離せない。
のんびりタイムになるとほとんど静物なので、アップで激写。結局カメラが手離せない。
撮影用に黒コーデで行ったけれど、部屋着は油断して明るめなので写り込みw

バルコニーに憧れのハンモックがあったことにも感激。テントの前にあるのはリサーチ済みで、揺られたくて仕方がなかったのだ。

最大限ライオンタイムを取りたいなら食事も室内で?とは思ったけれど、折角のグランピングなので、BBQも焚き火も楽しんだ。
グランピングエリアとは異なる場所にコテージがあるから、BBQだけグランピングの方まで移動するの?と思っていた。他の動物コテージも専用バーベキューコンロ付きと書いてはあるけれど、それもどこにあるのかは事前に把握しておらず、コテージの一部なのか、テントのように外にBBQコーナーがあるのか疑問だった。
コテージ自体に専用スペース付きで本当に良かったな。移動がないのも楽だけれど、他の宿泊者が近くにいないので、完全に貸し切り状態。プライベート空間っていい!!

ライオンを眺めてお酒飲めるなんて最高じゃん!!と色々持参したけれど飲み尽くし、ワインが付いていて助かった。
ソフトドリンクは自販機にあるので夜中に買いに出たけれど、犬に滅茶苦茶吠えられたwww

朝は咆哮で目覚められるなんて、最強の目覚ましだと思う。
朝食は頼まなかったので、コーヒーでゆっくりしつつお見送りタイムを待った。放飼場への扉が開くと、眩しい日差しに向かって歩きだすライリーの背中が良い画だったな。

餌やり体験はトングであげる方が圧倒的に楽しい。
というか、タイミングが悪かったようで、上から投げようとしたらアレックス&アンジーが来てくれなくて苦戦した。
お腹が空いているときならキャッチしてくれるのかな。結構距離があるので、投げる方もコントロールが要求される気がする。

ダイレクトフィーディングが時間帯指定になったのは、サファリエリア外でスタッフの目が届かなくなったせいかなと思っている。
何組も体験していたので、その間も眺めていられる。ただ、やはりゆっくりはできないので、1日2回あるなら両方体験しちゃうだろうな。いや、またコテージに泊まれば2日分遊べるしな??

因みに以前来たときの餌やり体験は、トングで直接(雌雄好きな方に)、高いところから釣りのように(雌)と2種類あって、どちらも好きなときにできた。空いていたので1人で何回もおかわりして、必死に撮影した思い出。
かつては肉球タッチも可能だったのだが、コロナで休止で体験できなかったのが心残り。対応できる方が今はいないそうで体験メニューからなくなっているけれども、またいつか復活しないかな?と思っている。

冬のグランピングはどうなるんだろう。放飼場は屋根がないから雪に埋もれるけれど、雪かきしつつコテージも営業するのだろうか。
冬期だとデンジャラスの森は休業で、サファリは土日のみだっけ?犬ぞりもやりたいし、もし泊まれるなら次回は冬にしようかなぁ。

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