術後5日目に地獄の痛みを味あうことに‥
=第13話=
術後、毎日午前中に母が見舞いに来てくれていた!
『そんなに毎日来てくれんでもいいし、食欲もあんまりないから色々買ってこんでもええよ』と言っても『来れるうちは来るから、私の運動不足解消にちょうどいい距離やし、地下鉄も往復¥100やから大丈夫!』と聞き入れずに、毎日通って来てくれていた!
(大阪市は70歳以上の高齢者には優待パスなるものがあって市営地下鉄、バスは片道¥50で使えます)
ただひとつ不満が😑
母はとにかくお喋りが好きで、午前中は検査やナースさん達の引き継ぎ作業があるのに、めちゃ話しかけるのだ!
『これって〇〇なの?』『たくさん覚える事あって仕事大変でしょ?』とか‥
その度にナースさんの手がとまり、母との会話になる‥😞
時には作業をミスしそうになることがあったので、ナースさんが退出した後に『あんまり話しかけんといて‥仕事に集中できひん人も中にはいてはるから‥』と母に注意した😅
『それもそうやなぁ〜🤔』とは言ってたけど、次の日もまた同じように話かけるから🤷🏻♀️ナースさんのいる前で『あんまり話しかけたら仕事の邪魔になるから、お口チャックやで!』と笑いながら言ったら、案の定『全然大丈夫ですよ〜患者さんのご家族さんとのコミニュケーションも慣れてますんで😊』とかわされた!母は、そうよねぇ〜みたいな表情をしている(やれやれ‥)
私としては、毎日毎日いろんなナースさんに接してて大丈夫な人もいれば、そうじゃない人もいるから言うてんねん!
そういえば、とても丁寧な口調の30代前半くらいでホテルの受付にいそうな、ナースの中でもベテラン風の人が(後輩の前では厳しい口調で患者にはバカ丁寧な口調)『この脳髄液の袋は命の次に大事ですので、慎重に扱っています』と母に説明をしていた‥
ただ私はそのナースさんが何となく苦手で、直観的にちょっと嫌な予感がしていた‥
そんなこんなで、ようやく腰の管(脳髄液)を抜く日がきた!
これでやっと寝たきり生活から開放されるぅ〜と喜んでいた‥👻
ところが、初めて見た先生(脳外科医)が部屋に入ってきて『今から腰の管を外しますが、麻酔せずに一針だけ縫います。少し痛いけど、すぐに済むので‥』と言われた(あ〜一瞬だけチクッとするのかなぁ〜と思っていた)
その先生はとても無愛想で助手的なナースさんにとても嫌味な言い方で『だから〜それじゃない方のを持ってきて!』と‥
部屋の空気がピリピリと嫌な感じになってきた
『じゃ〜横むいて、じっとして動かないでください』と言われて、ゆっくりと横向きになった‥
腰の管を抜かれた次の瞬間!
『いっ!たぁぁぁーーーーーー!!!!』と全身に雷が落ちたのかってくらい電流が走り、思わずベッドの柵にしがみついて叫んだ!
『痛いぃーーーー!痛い!痛い!痛いぃーーっ!』
(たぶん数分間の処置だったんでしょうが、私には地獄の拷問タイムでした😭)
『ちょっと痛かったけど、終わりました』とだけ言い残して、先生はすぐに出ていかれました(何がちょっとやねん😫)
終わってからも、ベッドの柵から手が離せずにハァハァ言ってると、さっきのナースさんが来て『めちゃくちゃ痛かったんですね!大丈夫ですか?』とガーゼを貼りながら声をかけてくれた『ちょっと痛いとかのレベルじゃないほど痛かったぁ〜😭』と答えたら『出産した時と比べて、どっちが痛いですか?』と聞いてきたので『100パー!こっち!』と即答した『えぇーーマジですか〜!そんな痛いんですね』と2人で会話してたら、ナースさんが『さっきの先生めちゃ言い方怖いでしょ?私も嫌なんですよ〜あの先生』と漏らしてた(でしょうねって感じ)
とにかくその日の全体力を使い果たした私は、その後放心状態で横になっていた‥😵😵😵
母は処置の間、外に出されていて、戻ってきて聞くと外まで叫び声が聞こえていたらしい‥
色々と人生初だけど、自分史上最も痛い思いをした日になりました‥😭😭😭
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