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今から遅れを取り戻すポケモンカードの買い方 ①おさらい

この記事の効果

ポケカを買いたいけどいつも間に合わない人が、買える確率が上がる。

「なんでこの方法がいいのか」がわかると応用がきくので、必ず「原因」もセットで見てほしい。


はじめに

誰を対象とした記事ですか?

  • ポケモンカードを買いたい

  • いつも店に着くと行列ができていたり、完売していて、買えなくて悔しい

  • 世の中に「買い方」などの情報はありふれていて、noteにももっと経歴が長く・影響力も強い人達がいる。が、それらの方の記事は難しくて理解できない

どんな人が書いているのですか?

  • 基本的に閲覧者と同じ

  • トリプレットビートの発売日(2023/3/11)に🌈🕒の動画の影響で無性にパック開封がしたくなった。つまり執筆時点で歴4ヶ月弱の素人

  • 深夜に自転車を借りて、都内のコンビニを100軒巡って収穫ゼロ。ヨドバシ近くに2時間待機して収穫ゼロ。別の店に移動したらその店で販売開始なんて今でもたまにある

  • 同時並行で向かわせられるような友達もおらず、ソロで戦っている

 探し始めて1ヶ月間は負け続きだったが、今はその原因を把握し、対策を使い始めたことで、週に4BOXくらいは買えている。
 みんなに近く、気持ちがわかるので、大前提となる知識の説明がしやすいかな、と思われる。


大前提

 ここを見に来る人は全員、ポケモンカードを買いたいと思っている。それは家電量販店で周りをウロウロしている連中も同じである。
 全員、「自分だけ無駄足にならずに」「自分だけ3BOX買えて」「自分にだけトップレアが当たって」欲しいと思っている。

 全員そう思ってるから「みんながやる楽な方法」では通用しない。そして「みんながやる辛い方法」は覚悟しよう。
 店舗にポケモンカードが残ってるか電話したことはないか? 「どこの店舗でしょうか?」「まだありますか?」などとTwitterで聞いたことはないか?
 上記を理解すれば、買えないループからはちょっと抜け出せる。

 最後の最後は運ゲーなので、最終的に辛いのは変わらないが、買える確率が上がるのではなく、買えない確率が下がる。


必要なこと

この記事は以下の3ステップに分け、記事も分ける。

  1. 基本のおさらい

  2. なぜ買えないのかの理解

  3. どうしたら買えるのかの理解

この記事を見に来たポケカを買いたい人はおそらく長文が読めないと思う。ここまで読んでくれて本当にありがたい。

必要な所だけかいつまんで読んで構わないが、できればこのような光景に見覚えがあって、

  • ポケカは人気だと思っている人、何だかよくわからないうちに売り切れている人、30分以上並んだ経験がある人、店に電話した経験がある人は「1.」(この記事)

  • イライラしてる人、情報を掴むのが遅い自覚がある人、買えなくて悩んでいる人、転売屋を刺したい気持ちすらある人は「2.」

は読んで欲しい。必ず抜けがあるからだ。


基本的な販売ルール

まずは基本的な仕様をおさらいしよう。

ポケモンカードはどこで売ってる?

この項目は把握できてる自信があれば飛ばして構わない。

ポケモンカードの売っているメジャーどころのお店と、販売形式はこのようになる。

■ポケモンセンター
 各地のポケモンセンターに行くと、1人5パックとかで特定の拡張パックを買うことができる。
 旭川や沖縄でのVstarユニバースなど、地方によっては5パック以上買えるところ/時期もあった。
 土日は混雑するが平日は10分も並べば買える。何が買えるかは、店内やレジのテーブルに掲載されている。

■家電量販店
 ヨドバシ、ビッカメ、ヤマダ、ジョーシン、エディオンなどが該当する。
 家電量販店は卸される量が多く、また、都心に近いほど1人あたりの買える量も多い。(地方の店は1人4パック、都心の大型店は1人3BOXなど)
 この記事を見ている人も、多くはこれを目当てにしている気がする。

■総合エンタメ屋
 TSUTAYA、ゲオ、ドンキ、ブックオフなどの書店が該当する。
 ただ買うだけであれば対策がしやすい部類。

 多くの場合は卸される量が少なく、それに伴って
  ・1人あたりの量を家電量販店並みにして、さっさと売ってしまう
   (例:3BOXしか入荷せず、1人1BOXまで=最大3名で売り切れ)
  ・1人あたりの量を絞って多くの人に売る
 という2パターンに分かれる。

■コンビニ・一部スーパーマーケット
 こちらもTSUTAYAなどと同様に入荷量が少ない。
 ただしコンビニは転売屋に狙われやすい理由があり、最も激戦区となる。
 また、1回の入荷量は少ないものの月水金など日を分けて納品される場合がある。
 最も対策が難しい、かつ組織的に狙う以外ではリターンが少ない場所。

 ちなみに、最近は流れが変わって1人あたりの量を絞る傾向にあり、メリットも少なくなっている。

■おもちゃ屋、子供用品店、デパートメントのおもちゃコーナー
 イオンやトイザらス、西松屋、しまむらバースデイなどが該当する。
 情報網のないシングルマザーやファミリーでも察知しやすく、カオスである。
 この記事にたどり着くような層であれば、イオン・トイザらス以外はあんまり狙わなくてもいいかもしれない。
 ただし、地方のおもちゃ屋さんなどには、このポケモンカードの旋風・社会問題・加熱感が波及するのが遅いところもあるので、馴染みのお店はチェックするに越したことはない。

どのように売られる?

■予告あり販売
 梅田のヨドバシやバースデイのチラシのように、予め売られることが予告され、当日お店のオープンと同時に売られる。

 売られることが確実な分、開店前からの場所取り合戦は激しく、オープン前に行列ができることがほとんど。時給換算したときの効率も悪い。

ゲリラ販売
 家電量販店などが突然POPを持ってきて、「緊急入荷しましたー」などの号令をかけて販売を開始することがある。

 早い段階で情報を掴めば買え、掴めなければ買えない。また、それを予期して店に行っても、販売されるかどうかは店次第となる。

 ゲリラ販売が始まると、TwitterやLINEで一気に情報が広がり、あっという間に人が押し寄せる。
 人気(=高額レアを封入した)拡張パックの場合、販売から30分・Twitterで情報が広まってから20分ともたずに完売する。筆者は開始から9分で完売した店舗を経験したことがある。
 店舗には電話が絶えず鳴り響き、購入報告のツイートには「FF外から失礼します。どちらの◯◯(店舗名)でしょうか?」「まだありますか?」「条件は◯◯ですか?」などといった質問が多数寄せられる。

 電話をするのは確実に手に入るか聞きたいから。
 まだあるか聞くのも同じ理由。
 わかる。絶対間に合って確実に買いたいよね。
 その思考こそが、我々(集団)が外国人集団・転売屋集団に勝ててない理由である。その考えを捨てれば、彼らに勝てる。

 あまりにも多く、減ることがないのでここで書いておきたいが、20分がおおよその目安だ。
 たとえば近所で3BOX限のゲリラ販売が始まり行列ができている場合や、入荷数が非常に多い場合など、状況によって時間は前後する。
 電話やリプライ、駅の改札を出るかまごついている暇があるなら、さっさと店に向かえ。でも走るな。店員も大声で言っているだろ。

 また、電話することで「あ、この店が売るかどうかチェックされてるな」ということが店員にバレる。
 店員も転売屋に売ると店の信用が下がってしまうし、チェックされている場合は店の内外に多くの人が待機していることを知っているので、チェックされている場合は出さない。
 自分が店員側の気持ちになって考えてほしい。ポケモンカードを販売するなんて死ぬほどめんどくさいことしたくないと思わない?

 あと、「まだありますか?」と聞く人。
 自分がスーパーでレタス買ったあと、そのスーパーにまだレタスがあるかわかるのか? それと同じだ。早く行け。

  • おおよその完売までの目安は“見てから20分”

  • 電話では真実を教えてもらえない。今はもう対電凸用の「ないです」マニュアルがあるし、電話することで逆に警戒されていると考え、売る予定をキャンセルされる場合もある

  • 買えた報告に「(意訳:自分も今から行って買えそう?)」と聞きたい気持ちはわかるが、答えられるわけがないので早く行け


【ポケモンセンターでの販売】
さらにポケモンセンターでは、以下の2種類の販売方法もある。

・抽選販売
 新弾の発売日近くになると、公式HP上から抽選販売を申し込める。
 当選した場合、指定された時間に店頭に行くことで購入できる。おおよそ1人1BOXまで。


・プレイヤー向け販売
 ポケモンカードのプレイヤーとしてジムバトルなどのイベント(※)に出場していると、プレイヤーズクラブからメールが届くことがある。
 そのメールをもとに申し込むことで、任意のポケモンセンターで拡張パックのBOXを購入することができる。
 これまで見た中では、だいたい1種1人2BOXとかが多かった。

 最近では転売屋がこれを目的に、イベントにエントリー後無断欠席したり、ルールを知らないまま参加したり、試合開始後即サレンダー(降参)といったことがあるようだが、普通に失格になって参加履歴も残らないようなので、皆で指さして笑ってやるといい。

オンラインでの予約について

 新弾が発売される時は、多くの店舗がオンラインを絡めた抽選・予約を行う。
 競争率が高く、当選するのはひっじょーーーに厳しいが、応募しておくのがオススメ。
 大体1バージョンあたり50件応募して、当選率は2~3くらいだ。

 よく「当選したけど遠い笑」とか、「当選したけどどこだ?」のようにTwitterで自慢している人がいるが、そう言うくらいなら応募するのはやめよう。
 普通に現地の人たちの邪魔なので。


販売方法と場所、何が起きているかをおさらいしたところで、次は買えない問題点を洗い出してみよう。

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