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リーダーシップについて

この記事ではリーダーシップについてつらつらと考えたことを書きます。あくまで自分の頭の中を吐き出すだけなので、そんなにきれいにまとめてませんし、そのうち加筆修正するかもなので悪しからず。

私が考えるリーダーシップは、伊賀泰代さんの「採用基準」という本から大きな影響を受けています。「採用基準」によると、リーダーの主なタスクは四つあります。一つ目は目標を立てること、二つ目は先頭を走ること、三つ目は決断すること、そして四つ目は伝えることです。

目標を立てるというのは、自分で決めることです。上から与えられた目標をただ受け入れているだけでは、リーダーではないと思います。上位方針はあるにしても、自分自身で達成したいと思う目標を持つことです。

次に先頭を走る。これはけっこう抽象的で難しいなとは思うし、必ずしも自分がプレイヤーとして優れていない領域でリーダーシップを発揮しないといけないケースもあると思います。それでも「自分が矢面に立つ」というメンタルは大事だと考えています。

決断する能力については、情報が完全でない状態でも、決断を下す勇気を持つことが求められます。決断することで物事が前に進みます。新たな問題が浮上することもありますが、それを解決していけば、物事がよくなります。そういうPDCAの感覚を持ち合わせていることも、リーダーの素養だと思います。

伝えること、は正直私は一番苦手です。ただ論理的に伝えるだけでなく、相手の感情に訴えかけることができるかが重要だと思っています。やっぱり、正論だけで動いてくれる人はいませんし、相手を動かすテクニックをどれだけ持っているかはリーダーとしてはメチャクチャ重要だなと思います。

話は変わりますが森 時彦さんの「ザ・ファシリテーター」という本があります。この中に出てくる、「ファシリタティブ・リーダー」という考え方も大好きです。
ザックリ言うと、「オープンなマインドで、皆の意見を引き出しながら引っ張るリーダーシップ」という感じでしょうか。
マインドも勿論ですし、「ちょっとした会議の進行役」というようなものとは次元の違うファシリテーションです。
つくづく思うのは、自分がいくら勉強したって、一人でできることは知れている。他人を触発し、動かす力が無いと大きい仕事はできないぞっていうことですね。それをまさに実現するのが「ファシリタティブ・リーダー」だと思います。

リーダーシップは、組織上のリーダー的なポジションに就いている人だけが持つものではありません。
構成員の一人一人が自分の仕事にリーダーシップを持てるのが、良い組織だと思います。

あと、自分でリーダーシップを持った方が、楽しいんですね。純粋に自分が目指したい世界を表現することだけを求めて働く。一度味わうと病みつきになる感覚だなと思います。これからも、私はどんな立場でどんな仕事に携わることになっても、リーダーシップを持ち続けていたいです。

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