プラハのユダヤ人地区②シナゴーグでユダヤの文化に触れる&画家Robert Guttmanを知る ~チェコ旅行2023夏(19)
ユダヤ人地区見学その2です。noteでは広告なしで読んでいただけます。
その1はこちら↓
続いては、クラウスシナゴーグへ。天井がきれい。
こちらには、ユダヤ教の神具…とは言わないのかな?宗教的な道具や、ユダヤ人の生涯を表した絵、ユダヤ人が使っていた生活道具、部屋の様子の再現などがたくさん展示されています。ごく一部をご紹介。
どんどん進みます。お次は、旧新シナゴーグ。不思議な名前ですよね。古いんか新しいんかどっちやねん、って名前ですが、古いです。13世紀に建てられました。お顔っぽくて特徴のある建物です。
ここは、今も現役のシナゴーグです! 現役でユダヤ教の儀式などに使われているところでは、男性はキッパという帽子をかぶらなくてはいけません。我が家の男性たち、これで、みんなキッパ体験しました。(シタムスはワルシャワで。着帽している写真は撮ってなかったけど)
指さしているのは、やはり2002年の洪水の浸水の痕です。(ピンカスシナゴーグに残る浸水痕の写真はその1にあります) 棚にあるのは各国語のパンフレット。歴史と現役さを感じる控えの間的な空間。
こちらは、マイゼルシナゴーグ。教育センターとなっているようです。
プラハで生まれ育ったカフカの像。カフカはユダヤ人で、近くにカフカの名を冠した本屋さんもあります。(今回は行かず)
そのすぐそばには、チェコの画家、Robert Guttmann(1880-1942)の名を冠したギャラリーがあります。ちょいちょいっと角を曲がって入っていくところにあって、あまり行く人がいなさそうでしたが、ここ良かったです。(展示は入れ替えがあるかもしれません)
すごく特徴のある、愛嬌のあるおじさんの肖像画がいっぱいあるなあと思っていたら、
絵を売りながら方々を歩いてシオニスト運動をしていたそうで、その特徴ある風貌を、よく絵に描かれもしたそうな。
彼が描く絵は素朴派系統。アンリ・ルソーとかピロスマニを思い起こさせます。好きなタイプ。
ユダヤ人で、この年に亡くなっている…ということは… やはり移送された先で飢えと疲労により亡くなったようです😢
すごく面白い展示で、Guttmanさんにも俄然興味がわいたのですが、このときは他にまだまだ見るところがあって、寒いわトイレ行きたいわお腹も空いてくるわで、慌ただしく見てしまいました。今度プラハに行ったら、もっとゆっくり見たいです。
Guttman については、この記事が詳しいです。
チェコ旅行2023夏シリーズはこちらからまとめて見ていただけます。
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