見出し画像

天王寺でベルリンの壁を見る

朝から強烈な日差しの某日、法事で大阪は天王寺に行く道すがら、ベルリンの壁を見てきました。

本物です👀

天王寺の統国寺にあるベルリンの壁

なぜ天王寺のお寺にベルリンの壁が!?

こちらの統国寺は、HPによれば、在日コリアンの「家」のような場所だそうで、ベルリンの壁は、1998年9月、信徒さんが「民族の統一を願って統国寺に置くのが一番いいですよ」と寄贈されたものだそうです。なるほど…!

上の写真の正面が西ドイツ側だったそう。

裏側に回っていきますと、こんな感じです。

ベルリンの壁を真横から見た図


ベルリンの壁を裏側から見た図

いやあ、大阪でベルリンの壁を見ることができるとは。

といっても、実は、ドイツのフランクフルトと、本場ベルリンでも見たことがあります。

フランクフルトにあるベルリンの壁(2016年3月撮影)

ベルリンに残るベルリンの壁については、文末に見学記を貼っておきます。

ところで、こちらのお寺には、済州島4・3事件の犠牲者を慰霊する碑や、

済州四・三犠牲者慰霊碑

強制労働によって亡くなった朝鮮人の方々の無縁仏の碑もあります。

朝鮮人殉難者之霊(無縁仏)

「記憶と継承の政治学」という授業の受講生のみんなにも、天王寺に入ったら訪ねてみてねと連絡を回しました。

お寺の手入れをされている方々みなさん、檀家でも信徒でもない私たち家族にも気持ちよく接してくださいました。お邪魔いたしました。^^


ベルリンの壁関連の記事(「本日の中・東欧」より)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?