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タイのイスラム教

スリランカで大規模な爆弾テロが発生して多くの犠牲者が出ました。

この事件にイスラム過激派が関与しているとニュース番組で報道されているのをみて、スリランカにもイスラム教の方々がいらっしゃるということを初めて知りました。

ちなみに、私がよく渡航するタイは仏教国とのイメージが強いです。

実際にバンコク市内には、ワットポーや、ワットアルンなどの有名な仏教建築もありますし、タイ国民の9割以上は仏教徒です。

ところが、私にとっては仏教と同じ位、イスラム教のイメージが強いです。

それはおそらく、好んで渡航するタイの地域が、クラビなどの南タイ方面だからかもしれません。

こちらの地域はバンコク市内とは明らかに趣きが異なっています。

街中に巨大できらびやかなモスクがあり、ヒジャブを被った女性も多くみかけます。

タイ南部でもクラビやランタ島などは、イスラム系の方々が実にその土地に馴染んでいて、とてものどかな雰囲気です。

しかしその一方で、ハジャイよりも更に南の奥に入った地域では、タイの軍隊と過激派組織が戦闘を繰り返している場所も存在しています。

今回のスリランカのニュースを見た時に、どうしてクラビのイスラムの方達のように共存できないのだろうかと思いました。

宗教の本質は教えによって人を救うものだと思うのに、逆に人を傷つけている現状がとても悲しいです。


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