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できた居場所

田舎に住みたい。

ずっと夢だった。
他人との距離が遠いようで近い世界。
緑に囲まれて急ぎすぎることもない空気につつまれる。

今はどこでも生きていけるような錯覚に陥っている。
居場所がひとつふえたからだ。
"帰ってきていいよ" といってくれているような不思議な世界が。

20歳まで恵まれていて世間知らずだった。
それからの4年間正常にみえるけど普通じゃないわたしを矯正しようとしてくれた方もいた。
自分がおかしいと認識してそのひとたちの常識に近づこうと努力したけどなれなかった。

ぽきっと折れた。矯正失敗だ。微妙に染まってしまった歪な形になって、嫌いになった。中途半端になってしまった。
こんなの本来の自分じゃないと。本来の自分ってなんだったんだろうとさぐった。

それでも芯はのこっていた。
その芯とともにカラフルな世界に浸ってみたりした。
モノクロのちっぽけなわたしの周りがひらけた気がした。まだふわふわしてるけれどはじめてちゃんと自分の足でたってるようでわくわくすることがふえた。

いまはこんな感じ。感情をことばで表現することがにがてだからトレーニングをしている。

訪れてくれる人がいる。なんともいえない嬉しい気持ちになる。。
ありがとうございます。




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