調子に乗りすぎてはいけない

今年の職場の健康診断で身長を測定したら、35歳にしてキャリアハイの174.1cmを記録した。

173cm台の後半をウロついていた自分にとって、実はこの記録がとっても嬉しい。

なんとなく、173cmという大きくも小さくもないふんわりとした位置どりから、大きいと言われる人のステージに上がれたという感覚がある。

この報告をしたところで、まわりからのリアクションはあっさりしたものだが、本人は新しいステージに満足していて、他のことまで自信がついた気がする。

子供の頃から続けてきたサッカーでの経験を振り返ってみると、上手くなったのは自分よりも上の学年の試合に出してもらえるようになった時期。

当然、そこにたどり着くまでの練習は必要だったが、伸びたのはその後で、新しいステージに上がれた自信と、そのステージに相応しい自分でいようとするアクションが、成長を促したんだろうと思う。

特に、我が子を見ているとわかりやすいが、何かに自信をつけた後の成長ぶりは凄まじい。

その何かはなんでも良くて、偶然自分が手に入れたものでもいいし、誰かに褒められたピンポイントでもいい。

自分でそのことに気付いて、そのどこかで自分らしさを探りつつ、理想の自分に近付けていく作業に力を注げる人間になって欲しい。

プライド・ポリシー・自尊心、他にも自分のことを大切にする意味の言葉はたくさんある。自分を表現はするための言葉であればどれを選んでも構わないけど、自分のイメージに近い、居心地のいいものを選んで欲しい。

自分が一番かわいいと思えると、人に迷惑をかけなくないけど、意外と豊かに過ごせる。

自分が一番かわいいと言えるぐらい、自分なりに自信を練り上げることができていれば、案外周りの人はちゃんとその作業に気づいてくれている。

そういう環境や振舞いの中で、人は育まれていくんだろうなーと、O型蟹座子年のおじさんは思う。

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